エ軍ネビン監督が激怒した誤審をデータも裏付け Bジェイズ寄り判定に嘆きの声「正確率に唖然」
米大リーグのエンゼルスはプレーオフ進出へ負けられない戦いが続く。そんな中、28日(日本時間29日)の敵地ブルージェイズ戦は1-4で敗戦。試合終了直後、フィル・ネビン監督が球審に詰め寄ろうとするほど怒り心頭だった。9回のチャンスでのストライク判定が納得いかなかったことが理由と試合後に明かしているが、MLB球審の判定データを扱う米専門アカウントもミス判定を指摘。全体的な傾向に、「これは酷すぎる」「正確率の低さに唖然」と日本ファンは嘆きの声を上げていた。
28日のブルージェイズ戦でネビン監督が激怒
米大リーグのエンゼルスはプレーオフ進出へ負けられない戦いが続く。そんな中、28日(日本時間29日)の敵地ブルージェイズ戦は1-4で敗戦。試合終了直後、フィル・ネビン監督が球審に詰め寄ろうとするほど怒り心頭だった。9回のチャンスでのストライク判定が納得いかなかったことが理由と試合後に明かしているが、MLB球審の判定データを扱う米専門アカウントもミス判定を指摘。全体的な傾向に、「これは酷すぎる」「正確率の低さに唖然」と日本ファンは嘆きの声を上げていた。
ネビン監督が怒りの表情を向けた理由は、3点を追う9回1死満塁の場面の判定だった。大谷が両ふくらはぎの痙攣のため、代打でバッターボックスに立ったステファニックがフルカウントに持ち込む。6球目、外角ストレートを見送り、押し出し四球かと思われたが、球審はストライクをコール。際どいコースだったが、見逃し三振となり、このままエンゼルスは敗れた。
ネビン監督は引き揚げてくる球審に怒りの剣幕で詰め寄ろうとしたが、スタッフに必死に止められ、なだめられた。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は自身のツイッターで、指揮官の談話を紹介。「ステファニックへの(最後の)一球はストライクゾーンを外れていたと彼に説明したんだ」と語り、「君ら(報道陣)も調べられると思うけど、他にも何球かそんなことがあった」「彼ら(審判団)は良くなかった」と他の判定にも不満があったことを明かした。
この試合について、MLB球審の判定データを扱う米専門アカウント「アンパイア・スコアカード」が分析した。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」や米スポーツメディア「スポーティングニュース」なども引用し、多くの米記者もフォローするなど定評あるアカウントだが、マイク・エスタブルック球審のこの試合の判定は「全体的な正確さ:94%、全体的な利益:ブルージェイズに+2.11点」であるとした。
試合に影響のあるミス判定としては、ネビン監督が激怒した9回1死満塁のステファニックへの投球。同アカウントは、最後の投球はボール球だったとしている。この投稿に日本ファンは「これは酷すぎる」「正確率の低さに唖然」「そりゃネビンもキレる」「なんにせよツイてなかった」「まさかこんなにブルージェイズ寄りやったんか」「エンゼルス打線が不甲斐ないのは否定できないが」などと嘆いていた。
(THE ANSWER編集部)