大谷翔平HRに思わず浮かべた恍惚の笑顔が話題 新加入投手が心境告白「彼はこの世のものと思えない」
米大リーグ・エンゼルスは悲願のプレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続いている。28日(日本時間29日)の敵地ブルージェイズ戦では大谷翔平投手が豪快な39号ソロをかっ飛ばし、トレードで加入したばかりのルーカス・ジオリト投手がベンチでにんまりとした表情を浮かべたことが話題に。翌日、ジオリトはこの場面の心境について「その通り。味方になれて良かったよ」と自ら語っている。
トレードで加入、大谷HRににんまり顔のジオリトが回顧
米大リーグ・エンゼルスは悲願のプレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続いている。28日(日本時間29日)の敵地ブルージェイズ戦では大谷翔平投手が豪快な39号ソロをかっ飛ばし、トレードで加入したばかりのルーカス・ジオリト投手がベンチでにんまりとした表情を浮かべたことが話題に。翌日、ジオリトはこの場面の心境について「その通り。味方になれて良かったよ」と自ら語っている。
味方として見た二刀流の豪快弾に、笑みがこぼれた。大谷が「2番・DH」で出場したブルージェイズ戦の初回、第1打席の初球だった。目下の奪三振王ガウスマンの速球を完璧にとらえ、打球はライトスタンドへ。敵地も唖然とした様子で見送った打球は、前日の試合から3打席連発の39号になった。大谷が生還し、ベンチに戻った直後になんとも印象深いシーンが目撃された。
大谷が腰かけたベンチの隣にいたのは、2日前にトレードで加入し、この日先発したジオリトだった。視線を大谷に向け、恍惚とも愕然とも取れる笑顔を浮かべたところが中継に映り、米メディアやファンの間でも話題になっていた。
米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターは、翌日のブルージェイズ戦前にジオリトがこの場面について語った映像を公開した。レポーターのエリカ・ウェストン氏に「あなたがショウヘイの隣に座っているスクリーンショットを見たと思います。『味方で良かった』みたいな文面でしたね。ショウヘイの本塁打を見てどうでしたか?」と問われると、ジオリトはこう答えている。
「その通り。味方になれて良かったよ。彼がリーグに来てから褒め称えてきたけど、対戦するのは楽しくなかった。僕との対戦の数字を見れば理由がわかるよ。彼のやっていることは信じられない。この世のものとは思えないよ。毎試合が重要な時期をこうしてチームメイトとして彼を間近で見られるのはとてもクールだよね」
終始笑顔で振り返ったジオリト。今季ホワイトソックスの一員として大谷と対戦し、ホームランも打たれるなど苦手意識があったようだが、味方となった二刀流に頼もしさを感じている。
(THE ANSWER編集部)