エンゼルスが実力派右腕2人獲得 PO進出に向けた本気トレードを米記者評価「決断をリスペクトする」
米大リーグ・エンゼルスは26日(日本時間27日)、トレードでホワイトソックスからルーカス・ジオリト投手、レイナルド・ロペス投手を獲得したと正式発表した。エンゼルスからはエドガー・クエロ捕手と左腕のカイ・ブッシュ投手の2人のプロスペクト選手が放出される。大谷翔平投手のトレードの噂も過熱していた中、プレーオフ進出へ示した球団の姿勢にツイッター上の米記者からは「エンゼルスにリスペクトする」といった声が上がっている。
エンゼルスからはプロスペクト2人が移籍
米大リーグ・エンゼルスは26日(日本時間27日)、トレードでホワイトソックスからルーカス・ジオリト投手、レイナルド・ロペス投手を獲得したと正式発表した。エンゼルスからはエドガー・クエロ捕手と左腕のカイ・ブッシュ投手の2人のプロスペクト選手が放出される。大谷翔平投手のトレードの噂も過熱していた中、プレーオフ進出へ示した球団の姿勢にツイッター上の米記者からは「エンゼルスにリスペクトする」といった声が上がっている。
スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は「これが上手くいくかは分からない。それに彼らがプレーオフ進出するか誰にも分からない。それでも、決断したエンゼルスにはリスペクトする。よくやった」とエンゼルスの姿勢を評価。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者も「巨大なトレードによって、エンゼルスのニュース豊富な夜は続く。彼らはジオリトとロペスとの交換でトッププロスペクト2人を放出した」と速報し、AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「エンゼルスは目標達成のために向かって行っている。サンタモニカのルーカス・ジオリトがホームへ戻って来る」と投稿した。
29歳のジオリトは過去4度の2桁勝利をマーク。昨季も2年連続となる11勝を挙げ、今季は21試合で6勝6敗、防御率3.79の成績を残している。ロペスは今季43試合に登板。2勝5敗、4セーブ、10ホールドで、防御率4.29となっている。
エンゼルスは101試合を消化し、52勝49敗でア・リーグ西地区3位。ワイルドカードでのプレーオフ出場圏内まで3.5ゲーム差という状況だ。チーム防御率4.44と、投手陣のテコ入れが急務とされていた。この日、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」が、エンゼルスが大谷をトレードせず、プレーオフへ向けて買い手に回る方針であることを伝えていた。
(THE ANSWER編集部)