大谷翔平を「出来る限り守る」 トラウト離脱で現れた25歳救世主「彼の次の打順担うのはクール」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で躍動。打ってはメジャートップの36本塁打を放っているが、マイク・トラウト外野手の負傷離脱もあり、最近では勝負を避けられる場面も散見される。そんななか、今季打率.331と“覚醒”し、打順で大谷の後に続く事の増えたミッキー・モニアック外野手は「出来る限り彼を守るように心がけている」と自身の役割を米メディアに語っている。
打率.331と覚醒したモニアック
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で躍動。打ってはメジャートップの36本塁打を放っているが、マイク・トラウト外野手の負傷離脱もあり、最近では勝負を避けられる場面も散見される。そんななか、今季打率.331と“覚醒”し、打順で大谷の後に続く事の増えたミッキー・モニアック外野手は「出来る限り彼を守るように心がけている」と自身の役割を米メディアに語っている。
米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のインタビューに登場したモニアック。同公式ツイッターで公開された動画の中で、2番大谷に続き3番に入ることが増えた現在の打順について聞かれると「とてもクールだね。光栄なことだよ」と喜び。「出来る限り彼を守るように心がけている。相手が彼(大谷)との勝負を避けることのないようにね」と責任感を口にした。
実際に、大谷は17日(日本時間18日)の本拠地ヤンキース戦で第3打席に敬遠されたものの第4打席では勝負に来た右腕キングから35号同点2ランを放っていた。試合後の会見でヤンキースのアーロン・ブーン監督は「2点リードしている状況だった。彼(大谷)の次の打者(モニアック)も打率.330だ。だから走者を二塁に置いて逆転のランナーを打席に立たせたくなかった」と大谷を2打席連続敬遠しなかった理由を説明。モニアックの存在感が好結果を生んだ形となっていた。
25歳のモニアックは2016年のドラフトで全体1位でフィリーズから指名された逸材。昨季エンゼルスに加入し、今季はすでに自己最多となる47試合に出場し、11本塁打、34打点をマークしている。出塁率と長打率を足し合わせたOPSも.977と大活躍中。プレーオフ進出を目指すエンゼルスの救世主となっている。
モニアックは動画の中で「彼(大谷)は現在、世界最高の野球選手だ。彼の生産力はチームにとってもの凄く意味がある」と大谷を称賛。「彼の次の打順で彼を守る役割を担うのはクールなことだね」と改めて、自身の新たな役割に意気込んでいた。
(THE ANSWER編集部)