2.60秒で時速100km到達 F1角田裕毅、17位→11位の最速スタートにファン興奮「凄い加速だ」
自動車レース・F1ハンガリーGP決勝が現地23日に、同国ブダペストのハンガロリンクで行われ、角田裕毅(アルファタウリ)は15位だった。7戦連続でポイントを逃す結果に終わったが、スタートでは鮮やかな走りを披露。F1公式ツイッターも「最速のスタート」と動画付きで称賛している。
F1公式ツイッターが角田裕毅の走りに注目
自動車レース・F1ハンガリーGP決勝が現地23日に、同国ブダペストのハンガロリンクで行われ、角田裕毅(アルファタウリ)は15位だった。7戦連続でポイントを逃す結果に終わったが、スタートでは鮮やかな走りを披露。F1公式ツイッターも「最速のスタート」と動画付きで称賛している。
まさにごぼう抜きだった。予選17番手だった角田は、シグナルが消えてから「0.24秒」で反応する絶好のスタート。「2.60秒」で時速100キロに、「4.90秒」で時速200キロに達する完璧なスタートを見せると、前方のマシンの間を巧みにすり抜けながら第1コーナーへ。クラッシュする車を上手く避けながらインコースに飛び込むと、ポジションを一気に11番手まで上げた。
この場面を、F1公式ツイッターが「最速のスタート」とつづり動画を公開。海外ファンから「ユウキは今季成長している」「彼のスタートはとってもいいよね」「凄い加速だ」「なんというリアクションタイムだ」と称賛された。
また日本のファンも、ネット上で「素晴らしいスタート」「ポジション取りが素晴らしい」「玉突きの横をすり抜ける角田くんのロケットスタート!」「角田のスタート凄かった事を、数値も証明している」「お見事です」などと反応し、角田のドライビング技術の高さに注目している。
好スタートを見せた角田だったが、その後はピット作業に時間がかかるなど不運もあって後退。15位に終わり、7戦連続でポイント獲得を逃した。レースは絶好調のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が制し、7連勝で今季9勝目、通算44勝目を挙げている。
(THE ANSWER編集部)