日本が世界王者撃破で初快挙 銅メダルの男子バレーを海外称賛「数十年間で最も才能豊かな世代」
バレーボールのネーションズリーグ(NL)男子ファイナルラウンドの3位決定戦が23日(日本時間24日)にポーランドのグダニスクで行われ、世界ランキング6位の日本が、昨年の世界選手権覇者で同3位のイタリアをフルセットの死闘の末に3-2で破り、大会史上初の銅メダルを獲得した。海外メディアは日本の戦いぶりを「数十年間で最も才能豊かな世代がネーションズリーグで初のメダルを手にした」と称えている。
昨年の世界王者イタリアを破りネーションズリーグで初の銅メダル
バレーボールのネーションズリーグ(NL)男子ファイナルラウンドの3位決定戦が23日(日本時間24日)にポーランドのグダニスクで行われ、世界ランキング6位の日本が、昨年の世界選手権覇者で同3位のイタリアをフルセットの死闘の末に3-2で破り、大会史上初の銅メダルを獲得した。海外メディアは日本の戦いぶりを「数十年間で最も才能豊かな世代がネーションズリーグで初のメダルを手にした」と称えている。
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NLで初のメダル獲得を懸けた3位決定戦は、フルセットにもつれ込む死闘となった。日本が2セットを先取してメダル獲得に王手をかけるも、その後は世界王者イタリアの反撃を受け、セットカウント2-2で第5セットへ。総力戦となるなか、チーム最多21得点をマークした主将の石川祐希を中心に気迫あふれるプレーを見せ、最終セットを15-9で制して銅メダルを獲得した。
この快挙に、スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」は「日曜日、ポーランドで日本男子チームの数十年間で最も才能豊かな世代がネーションズリーグで初のメダルを手にした」と称賛。五輪公式サイトもNLの結果を報じた記事内で、「日本はフルセットのスリル満点の試合で世界王者イタリアを3-2で下し3位になり、初のメダルを手にした」と伝えた。
米専門メディア「バレーボール・マガジン」も、「ユウキ・イシカワはファンタスティックなネーションズリーグを21キルで終演させた」とエースとしてチームを牽引し、大会後の表彰式でベストアウトサイドヒッターに選出された石川の活躍を称えた。
今大会の日本は、予選リーグで破竹の開幕10連勝を果たす快進撃を見せるなど、変幻自在のアタックで世界中のファンを魅了。世界大会で久しぶりに手にしたメダルは、来年のパリ五輪へ向けて弾みをつけるものとなった。
(THE ANSWER編集部)