ネーションズリーグで日本が銅メダルを獲得

　バレーボールのネーションズリーグ（NL）男子ファイナルラウンドの3位決定戦が23日（日本時間24日）にポーランドのグダニスクで行われ、世界ランキング6位の日本が同3位のイタリアをフルセットの激闘の末に3-2で破り、大会史上初の銅メダルを獲得した。歓喜のシーンをとらえた動画をバレーボール専門メディアが公開。感動の声とともに、映り込んだお茶目な選手の様子に注目したツイッター上の日本人ファンから「おもろ」「可愛すぎ」といった声が上がっている。

　最後はエースが決めた。相手が打ちきれず、チャンスボールが返ってきた日本はセッターの関田誠大がレフトにトス。石川祐希の豪快なアタックはブロックアウトとなり、日本の勝利が決まった。石川を中心にコート中央で控え選手たちも一緒になって歓喜の輪が広がり、ベンチのフィリップ・ブラン監督とスタッフが抱き合い、喜びをかみしめた。

　そんな光景の中、選手たちの輪から離れたところで喜び合う高橋藍と大塚達宜を、宮浦健人が“突き飛ばす”ようにして大はしゃぎ。高橋と大塚はもんどりうってコートに倒れ込んだが、笑顔は変わらず。宮浦は歓喜の輪に加わっていった。

　スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式ツイッターは「日本が歴史を作った！　ユウキ・イシカワと日本チームが遂に、14年ぶりに国際大会でメダルを取った。主将のユウキが最後の得点を奪った！」とつづって動画を公開。日本人ファンから日本語で「歴史的瞬間見れた」「感動をありがとう」など感激のコメントが上がる一方で「抱き合ってるたつらん？を突き飛ばして円陣に入りに行く宮浦くんおもろ（笑）」「喜びすぎて大塚選手のことを倒しちゃってる藍くん可愛すぎ」といった3人にフォーカスした声も上がっている。