MLB最速左腕の“魔球”が「理解できない」 166キロなのに超絶変化 米ファン「現実離れしてる」
米大リーグ・レンジャーズのアロルディス・チャップマン投手が、23日(日本時間24日)の本拠地ドジャース戦に3番手として登板。8-4で迎えた8回、代打ヨニ・エルナンデスを空振り三振に仕留めた一球が「現実離れしてるね」「理解ができない」など米ファンに衝撃を与えている。
チャップマンが投じた一球が話題
米大リーグ・レンジャーズのアロルディス・チャップマン投手が、23日(日本時間24日)の本拠地ドジャース戦に3番手として登板。8-4で迎えた8回、代打ヨニ・エルナンデスを空振り三振に仕留めた一球が「現実離れしてるね」「理解ができない」など米ファンに衝撃を与えている。
驚異的なスピードと変化だ。左腕のチャップマンが右打者のエルナンデスに対し勝負の一球として投じたのは、103.4マイル(約166.4キロ)のツーシーム。剛速球は打者から逃げるように左へと曲がり、エルナンデスは完全に振り遅れた。捕手もあまりの速さと変化にやや体勢を崩したがしっかりと捕球。“魔球”とも言えるボールで三振を奪ったチャップマンは、マウンド上で仁王立ちのポーズを見せた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏が、実際の映像を「アロルディス・チャップマン、103.4マイルのツーシーム」との一文を添えてツイッターに投稿すると、米ファンから次々と驚きのコメントが上がった。
「彼が帰ってきた……」
「理解ができない」
「マジかよ」
「ジョナ・ハイムがどうやってキャッチしたのか分からない」
「アンフェアだよ」
「現実離れしてるね」
「えげつないな」
2010年にMLB史上最速の105.1マイル(約169.1キロ)を記録した35歳のチャップマン。今季はロイヤルズで開幕を迎えたが、7月にトレードでレンジャーズに移籍し、この日も中継ぎとしてチームの8-4の勝利に貢献した。ここまで38試合に登板し、5勝2敗、防御率1.98の成績を残している。
(THE ANSWER編集部)