大谷翔平は「ターボスピード」 “ライト前二塁打”に米ファン感嘆「なんて速さだ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、圧巻の韋駄天を披露した。敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場すると、4回の第2打席で“ライト前二塁打”。単打を二塁打に変えた快足を目の当たりにした米ファンからは「ターボスピード」「なんて速さなんだ」といった感嘆の声が漏れている。
ライト前の打球で秒速9.05メートルの快足披露「ショウヘイの一塁から二塁への速さ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、圧巻の韋駄天を披露した。敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場すると、4回の第2打席で“ライト前二塁打”。単打を二塁打に変えた快足を目の当たりにした米ファンからは「ターボスピード」「なんて速さなんだ」といった感嘆の声が漏れている。
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前日は豪快アーチ。この日は圧巻の韋駄天。大谷がマルチな才能をいかんなく発揮した。0-1で迎えた4回無死一塁の場面だった。相手右腕の速球をコンパクトに捉えた打球は一塁手を襲った。懸命に反応するが、鋭い打球に合わせ切れず、一、二塁間を抜け、転がっていく。チャンスを広げるシングルヒット。そう思った次の瞬間だ。
深めに守っていた右翼手が右翼線寄りに転がった打球を処理しようとする間に大谷は一塁を迷いなく蹴ったのだ。持ち前の大きなストライドでグングン加速。右翼手も懸命に送球するが、足から滑り込んだ大谷は悠々とセーフにしてみせた。敵地のスタジアムからもどよめきが起こった。
ストライドの大きさゆえにスピード感は感じなくとも大谷の足は速い。それを証明するように、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当記者のデビッド・アドラー氏は、スプリントスピードが秒速29.7フィート(約9.05メートル)だったとツイート。エリートの領域の秒速30フィート(約9.14メートル)目前だったとしている。
大谷の快足ぶりを目の当たりにした米ファンからは「ショウヘイの一塁から二塁への速さ」「彼はパワーだけでなく速さも併せ持つ」「なんて速さなんだ」「ターボスピード」などとツイッター上で感嘆の声が漏れていた。前日は代打で豪快な13号3ランを放ったが、この日は足で魅了した大谷。この男がグラウンドに立てば、何かを起こしてくれる。
(THE ANSWER編集部)