東海大相模、よもやの1-12の6回コールド敗退に選手号泣 原監督「打つ、守る、どちらか一つでも…」
第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は24日、横浜スタジアムで行われた準決勝第1試合で東海大相模が慶応に1-12で6回コールド負けを喫し、4強敗退。甲子園春夏通算5度の優勝を誇る名門が実に7年ぶりというコールド負けとなり、夏4年ぶりの甲子園出場を逃した。
第105回全国高校野球選手権・神奈川大会
第105回全国高校野球選手権・神奈川大会は24日、横浜スタジアムで行われた準決勝第1試合で東海大相模が慶応に1-12で6回コールド負けを喫し、4強敗退。甲子園春夏通算5度の優勝を誇る名門が実に7年ぶりというコールド負けとなり、夏4年ぶりの甲子園出場を逃した。
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東海大相模がまさかの形で涙を呑んだ。先発した子安が初回に3失点、春のセンバツに出場した強打の慶応打線に打ち込まれ、主導権を握られた。3、4回にさらに捕まり、4回途中で2番手・塚本に継投したが、流れは止められず。4回までに9失点と大差をつけられた。5回はなんとか無失点に抑えたものの、6回に3番手・福田が2ランを含む3失点。コールド回避には3点が必要だった6回の攻撃でに意地の1点を返したものの反撃は及ばず、1-12で敗れた。
東海大相模がコールド負けを喫するのは、2016年夏の準々決勝以来。この時も相手は慶応で2-11で8回コールド負けだった。試合後、選手たちは涙に暮れた。
試合後、原俊介監督は打線が出塁ができずに主導権を握られた試合を振り返って「ランナーのいない状態で相手に投球させたので、なかなかペースを崩せなかった」と回顧。「野球は打たないと勝てないのと、ある程度守らないといけない。当たり前ですけど、どちらか一つでもできたら良かった」と攻守でリズムを作れなかったことを悔やんだ。忘れられないだろう敗戦を糧に、神奈川伝統のタテジマ軍団は新チームで再出発を切る。
(THE ANSWER編集部)