大谷翔平の「残留を予想している」 エ軍番記者が示す根拠「スタンドを見ても分かるように…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今オフにフリーエージェント(FA)となるために、8月1日(日本時間2日)のトレード期限での去就問題に注目が集まっている。「THE ANSWER」では地元スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」のエンゼルス担当記者、サム・ブラム氏を直撃。二刀流の未来を占ってもらった。
現地時間8月1日のトレード期限が迫るMLB
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今オフにフリーエージェント(FA)となるために、8月1日(日本時間2日)のトレード期限での去就問題に注目が集まっている。「THE ANSWER」では地元スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」のエンゼルス担当記者、サム・ブラム氏を直撃。二刀流の未来を占ってもらった。
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トレード期限まで最後の本拠地戦となった23日(日本時間24日)のパイレーツ戦。大谷の去就問題に注目が集まる中、ブラム記者は「このトレード期限では個人的には大谷の残留を予想している。ここ数日間で起こるいろいろな要素が左右すると思うが、エンゼルスは現在、大谷をトレードしないための理由を何とか探そうとしている状況。つまり、球団としては放出する意欲がないと考えている」と語った。
ここまでちょうど100試合を消化したエンゼルスは51勝49敗の貯金2でア・リーグ西地区3位。2014年シーズン以来のプレーオフ進出には厳しい戦いを続けているが、大谷について「残留」と言い切る理由は数多く存在するという。
「今回のパイレーツ戦を見ても分かるように、スタンドは大谷のおかげで満員。スタジアム中の広告も日本企業が大半。彼のおかげでこういう球団はこういう状況にあるわけで、大谷を失うとすれば相当な打撃になってしまう」
前代未聞の躍動を続ける二刀流の戦力面での貢献だけでなく、エンゼルスタジアムにもたらす経済効果の大きさについて、ブラム記者はこう指摘する。
「トレードこそが理に叶っていることは間違いない。今季プレーオフ進出を逃すとすれば、見返りゼロで彼を失うことになる。それは巨大な懸念材料だ」