西武戦で始球式

　23日のプロ野球・西武の本拠地ベルーナドームに金メダリストの吉田沙保里さんが登場。見事な投球で球場を沸かせた。実際の映像が「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでも公開されたが“霊長類最強”の異名も誇った吉田さんの投球だけに、「捕手が無事で何より」「本気で投げたら…」などとファンは大喜利状態となっていた。

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　西武の背番号「16」のユニホームを着用した吉田さん。楽天戦の試合前に登場した。セットポジションから左足を上げ、右腕を振ると、観客が「おおー！」とどよめき。アスリートらしいきれいなフォームで、ボールは捕手の手前でショートバウンドしたものの、右打者の外角にきっちり投球した。笑顔の吉田さんは礼をして、嬉しそうにグラウンドを後にした。

　実際の映像が「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeで公開されると、「サムネから溢れ出す威圧感、最強感が凄い」「霊長類最強始球式」「ノーバウンド投球だったら確実に捕手が狭山湖まで吹き飛んでいた」「体の使い方、力の伝え方がスムーズでさすが霊長類最強」「捕手が無事で何より」「本気で投げたら…」「9回まで投げたら完全試合・ノーヒットノーランだっただろうな」などとコメント欄は大喜利状態となっていた。

　女子レスリング世界大会16連覇、個人戦206連勝という記録を持つ吉田さん。西武球団を通じて「ノーバウンドで投げたかったんですけど、最後ちょっとホームベースに当たってしまったのが少し心残りです。久しぶりにこんな大勢の方の前に立ったので、緊張しました！始球式に向けて練習をしたのですが、今日のピッチングは80点です。実際マウンドに立つとキャッチャーまでの距離が『遠いな！！』と感じました」とコメントしている。