地元シカゴのシスターが始球式で見事なストライクを披露

　米大リーグの始球式で、シスターが見る者の度肝を抜いた。ノーバンどころか、見事なストライク投球。MLBが公式ツイッターでその一部始終を公開。米メディアも続々と報じている。

　衝撃の光景が繰り広げられたのは、17日（日本時間18日）のホワイトソックス-ロイヤルズ戦だった。マウンドに上がったのはシスター、メアリー・ジョー。地元マリアン・カソリック高校を記念する試合となったこの日。同校のシスターを代表してマウンドに上がった。

　白の修道服の上からホワイトソックスのユニホームを着用し、頭には黒のヴェール。優しそうなメガネ姿で、とても投げられるとは思えない風貌だ。しかし、マウンド捌きはとても素人とは思えなかった。右手に持ったボールを肩に向かって転がし、二の腕で弾く“技”も披露。そして、本番だ。見事なフォームから、ノーバウンドで捕手のミットに収まるストライクを投じたのだ。