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リーグ首位打者・吉田正尚の意外な“100%” 米番記者注目「8の8」「ヨシダは速くはないが…」

米大リーグのレッドソックス・吉田正尚外野手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」で先発出場し、4打数3安打1打点で8-6の勝利に貢献した。打率は.319となり、ア・リーグの首位打者に浮上。米番記者は巧みなバットコントロールだけではなく、「ヨシダは速くはないが…」とチーム2位の意外な成績に注目した。

メッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
メッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

メッツ戦で今季8つ目の盗塁を記録

 米大リーグのレッドソックス・吉田正尚外野手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」で先発出場し、4打数3安打1打点で8-6の勝利に貢献した。打率は.319となり、ア・リーグの首位打者に浮上。米番記者は巧みなバットコントロールだけではなく、「ヨシダは速くはないが…」とチーム2位の意外な成績に注目した。

 バットだけではなく、足でも存在感を発揮した。7回1死二塁の第4打席。内角への93マイル(約149.7キロ)のフォーシームを逆方向に鋭く弾き返すと、二塁走者が一気に生還。適時左前打で6-3とリードを広げた。さらに次打者のターナーへの初球で好スタートを切ると、アルバレス捕手の送球は間に合わず。鮮やかに二盗を成功させた。

 今季8つ目の盗塁となり、レッドソックスでは19盗塁のデュランに次ぐ単独2位に浮上。直後にターナーの左越え2ランで生還した。MLB公式サイトのレッドソックス番イアン・ブラウン記者は、自身のツイッターで吉田の足に注目。「ヨシダはこれで盗塁企図8の8」「ヨシダは速くはないが、盗塁を試みて刺されたことがない」と成功率100%を誇っていることを取り上げた。

 昨オフにオリックスから5年9000万ドル(約127億円)の大型契約でレッドソックスに移籍した吉田。リーグ首位打者の打率はもちろん、出塁率(.381)、OPS(.882)、安打数(107)でもチームトップに立つなど、1年目からレッドソックスに欠かせない存在になっている。

(THE ANSWER編集部)


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