テニス界で物議を醸した“ボール痕もみ消し”騒動に重鎮も批判「どの角度から見ても嘆かわしい」
18日に行われた女子テニスのハンガリアンGP女子シングルス1回戦で起きた騒動に女傑マルチナ・ナブラチロワ氏が反応し、審判、選手に対して苦言を呈した。
ハンガリアンGP女子シングルス1回戦で起きた騒動
18日に行われた女子テニスのハンガリアンGP女子シングルス1回戦で起きた騒動に女傑マルチナ・ナブラチロワ氏が反応し、審判、選手に対して苦言を呈した。
問題となったのは、地元ハンガリーのアマリッサ・トートと対戦した張帥(中国)がライン際の際どいアウト判定に抗議した場面。判定は覆らないまま試合が続行された中でトートにボール跡を足でもみ消された“証拠隠滅”行為も目の当たりにし、精神的なショックから棄権した。
各方面で批判が上がった場面について、4大大会シングルス18度の優勝を誇るナブラチロワ氏は自身のツイッターで「どの角度から見ても嘆かわしい。審判はクレーコートの試合をコールするのに相応しくないし、トートは潔くない」と指摘。審判、トート、それぞれの対応について批判した。
微妙な判定ひとつから生まれた騒動は、さまざまな方面から声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)