「これはひどい!」 ツール・ド・フランスで観客が再び妨害行為、選手の進路塞ぐ姿に海外怒り
自転車の世界大会ツール・ド・フランスは、20日までに第18ステージを戦い終えた。23日のゴールに向けて熱戦が繰り広げられるなか、今大会でたびたび問題になっているのが、観客の妨害行為だ。欧州衛星放送は第17ステージを走る選手たちが、観客に囲まれ進路を塞がれている新たな映像を公開すると、海外ファンから「これはひどい!」「ただただ残念だ」などの声が上がっている。
山岳ステージで再び起きた妨害行為
自転車の世界大会ツール・ド・フランスは、20日までに第18ステージを戦い終えた。23日のゴールに向けて熱戦が繰り広げられるなか、今大会でたびたび問題になっているのが、観客の妨害行為だ。欧州衛星放送は第17ステージを走る選手たちが、観客に囲まれ進路を塞がれている新たな映像を公開すると、海外ファンから「これはひどい!」「ただただ残念だ」などの声が上がっている。
選手が走る道に飛び出してしまっている多くの観衆。行く手を遮られた選手は、前方の車やバイクの間をすり抜けてなんとか上っていくが、観客が次々と近づき、あろうことか選手の体を触ったり、後ろから押したり、至近距離からスマートフォンで撮影するなどの危険行為に及んでいる。なんとか密集を抜け出した2選手は、その後スピードを上げて走り出していった。
欧州衛星放送「ユーロスポーツ」公式インスタグラムは、「ヨナス・ヴィンゲゴーは車、バイク、観衆に阻まれた!」とつづり、第17ステージで起きた観客の妨害行為を映した動画を投稿。大事故になりかねない映像に、海外ファンからは非難する声が相次いだ。
「これはひどい! なんでライダーに触れるんだ、誰がこれをさせているんだ?」
「ツール・ド・フランスでなにが起こっているんだ??」
「ただただ残念だ」
「主催者はライダーの安全に注意するべきだ!!!」
「ああ…群衆たちには注意が必要ね…かわいそうな選手たち」
観客が原因となって転倒する選手が続出している今大会。沿道の危険行為に対し、改めて非難の声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)