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MLBで“無気力打席”が話題 ど真ん中でも微動だにしないMVP男に敵捕手も驚き「困惑した」

米大リーグで生まれた“無気力打席”が話題を集めている。フィリーズのブライス・ハーパー外野手が19日(日本時間20日)、本拠地ブルワーズ戦で6球連続でバットを振らずに見逃し、三振を奪われた。ど真ん中の球にも微動だにしない元MVP男に、敵捕手も「困惑した」と驚きを隠せない様子だった。

フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】
フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】

ブライス・ハーパーが珍見逃しの三振

 米大リーグで生まれた“無気力打席”が話題を集めている。フィリーズのブライス・ハーパー外野手が19日(日本時間20日)、本拠地ブルワーズ戦で6球連続でバットを振らずに見逃し、三振を奪われた。ど真ん中の球にも微動だにしない元MVP男に、敵捕手も「困惑した」と驚きを隠せない様子だった。

 3-3の6回先頭、4番ハーパーは打席に入ると2番手ホビー・ミルナー投手の初球のストライクを見逃し。ストライクゾーンを大きく外れた2、3球目にも手を出さず、低めの際どい4球目も棒立ちで見送った。ここまでバットを肩に乗せたままで構える様子すらないハーパー。ど真ん中に来た5球目と6球目も見逃し三振に倒れた。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターは「ブライス、なんてこった」とつづって実際の映像を公開。ブルワーズの本拠地がある米ウィスコンシン州の地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センティネル」は、試合後のミルナーのコメントを紹介。「何球かで、『あれ、オーケー。もしかしたら彼は奇襲してくるかもしれない』と思ったんだけど、結局何も起こらなかった」と語った。

 さらに、ウィリアム・コントレラス捕手も「間違いなく少し困惑したよ」と驚きを告白。「もしかしたら彼の肘に何かあったのかもしれない。トミー・ジョンから復帰したし、ミルナー相手には力強いスイングをする必要があったからね。いずれにせよ、彼が良い打者であることはみんな分かっている。だから楽に三振が奪えるなら頂戴するよ」と語っていた。

 相手を困惑させたハーパーだったが、9回にはセンターへの安打を記録。チームは3-5で敗れた。

(THE ANSWER編集部)

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