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エ軍に3連敗ヤンキース、苛立った先発投手が客席に“投げキッス”「しない方が良かった」と反省

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4四球を含む1打数無安打でチームは7-3で3連勝を飾った。一方、投打がかみ合わなかったヤンキースは敵地でまさかの“スイープ”の屈辱。そんな中で先発投手がとった行動が物議を醸す状況に。ヤ軍指揮官は選手に反省を促している。

エンゼルス戦で先発したヤンキースのロドン投手【写真:ロイター】
エンゼルス戦で先発したヤンキースのロドン投手【写真:ロイター】

大谷翔平には4四球と勝負を避けたが…

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4四球を含む1打数無安打でチームは7-3で3連勝を飾った。一方、投打がかみ合わなかったヤンキースは敵地でまさかの“スイープ”の屈辱。そんな中で先発投手がとった行動が物議を醸す状況に。ヤ軍指揮官は選手に反省を促している。

 客席に反応した。2回の投球を終えてベンチに引き揚げてきたヤンキース先発のカルロス・ロドン投手。ユニホームの袖で軽く汗を拭うと、スタンドに向けて投げキッスをして見せた。客席から掛けられた声に反応したようだが、そのまま視線を落としてベンチに入った。

 ロドンは1回にモニアック、2回もレンヒーフォに2ランを立て続けに被弾。4失点を喫してベンチに戻ってきた時のリアクションだった。これについてニューヨーク地元局「YESネットワーク」公式ツイッターは「カルロス・ロドンがメディアと会見し、エンゼルス戦での登板と試合中に観客に投げキッスをしたことについて語る」とつづって、ロドンの談話を紹介した。

 動画内で、記者から「2回にベンチに戻るときの状況を教えていただけますか? 投げキッスとか?」と聞かれたロドンは「そうだね、投げキッスね。あれは私ができたベストなリアクションだと思ったけど、でもしない方が良かったよね。とてもイライラしていて、あんなことをしてしまったけど、何もするべきじゃなかった」と反省の弁。「ファンも(チームの不調に)怒っていたし、私も怒っている」と加えた。

「YESネットワーク」は別動画で、アーロン・ブーン監督の談話も紹介。「タフな状況で彼はチームを助けようと頑張ったけど、それが思ってもない行動を起こし、別にしたくもないことをしてしまった」とロドンを擁護しつつも「これから学んでくれるといいが。でも後悔するようなことはしない方がよかった」と苦言を呈した。

(THE ANSWER編集部)


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