4四球の大谷翔平、後続が快打連発で勝利も地元メディアは勝負避けたヤ軍に皮肉「退屈です」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。5打席回ってきたものの、申告敬遠1つを含む4四球と勝負を避けられ、1打数無安打に終わった。試合は大谷の後続が活躍し、7-3で勝って同カード3連勝としたものの、大谷のバットから快音が聞かれなかった展開に、地元メディアからは「ブーンは今日は歩かせた」「退屈だ」といった声が出ている。
本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。5打席回ってきたものの、申告敬遠1つを含む4四球と勝負を避けられ、1打数無安打に終わった。試合は大谷の後続が活躍し、7-3で勝って同カード3連勝としたものの、大谷のバットから快音が聞かれなかった展開に、地元メディアからは「ブーンは今日は歩かせた」「退屈だ」といった声が出ている。
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もはやブーイングも恒例となってきた。驚異的なペースで35本の本塁打を量産し、三塁打でもリーグトップの7本を記録している大谷。ヤンキースとの3連戦最終戦では最大級の警戒を受けた。初回の第1打席、3回の第2打席ともにフルカウントから四球、4回の第3打席こそ三振を喫したが、6-2とリードして迎えた6回の第4打席は、1死2塁の場面で申告敬遠。8回の第5打席も1死一塁の場面でフルカウントとなり、またも四球となった。
前日まで大谷に痛打されてきたヤンキースからすれば、ある意味仕方のない流れだろうが、エンゼルス側からすると拍子抜け。米カリフォルニア州地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のレポーター、エリカ・ウェストンさんは試合中に自身のツイッターを更新し「ネトのシングルヒット(そしてボルピのエラー)の後、アーロン・ブーンが今度はショウヘイを申告敬遠」とつづった。同局中継の実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏も8回の打席後に「ショウヘイが今日4度目の四球。退屈です」と語った。
エリカさんのツイートには米ファンも反応。「ショウヘイにジャッジの記録を超えさせないための陰謀だ」「ちょっと!ちょっと!ショウヘイのホームランが見たいんだよ!」「チームにとって完全な恥だ」といった声が上がっている。
大谷は今季初めて4度も歩かされたが、1回には直後の3番ウォードが左越え2ランで先制。3回には4番モニアックの右前適時打で追加点を奪い、8回もウォードの二塁打で加点するなど、エンゼルスにとっては効率的な攻撃でヤンキースを圧倒する形となった。
(THE ANSWER編集部)