「史上最高の写真を見つけた」 大谷翔平がヤンキースに“代償払わせた”瞬間に米識者脚光
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。2点を追う7回の第4打席で3戦連発となる35号同点2ランを放った。4打数3安打2打点の活躍で、チームは延長戦を制して4-3で勝利。チームの反撃に勢いをつけた衝撃弾が飛び出した瞬間、スタジアムも興奮のるつぼと化した。MLBはその一体感がわかる動画を公開。米ファンから「バットフリップと歓声を見て!」「ヤツは架空の人物だ」といった反響が寄せられている。
“大谷マニア”のベン・バーランダー氏
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が作り上げる光景は色褪せない。17日(日本時間18日)、本拠地ヤンキース戦ではなった今季35号2ラン。2点ビハインド7回に右腕キングの速球を打ち抜いた値千金の同点弾は、直後に見せた豪快なバットフリップも話題となった。米識者は「史上最高の写真を見つけた」と大谷の“確信の瞬間”に脚光を浴びせている。
バットが宙を舞った。
2点を追う7回2死一塁の第4打席。大谷は、キングの投じた外寄り96.9マイル(約155.95キロ)の速球を強振した。力強い打球は中堅フェンスオーバー。打球を見送った大谷は、確信歩きからド派手なバット投げを披露した。
先日、NHKBSの番組にも出演し、“大谷マニア”で知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は、自身のツイッターで大谷が確信のバット投げを披露した瞬間の1枚を公開。文面にはこうつづった。
「見つけたぞ。史上最高の写真を見つけた」
背後の観客も熱狂している様子が分かる1枚に、米ファンからは「間違いなく楽しい瞬間だ」「素晴らしい写真ね」「なんて瞬間だ」「美しいわ」「我々は史上最高のMLB選手の可能性もある人物を目撃しているんだ!」と歓喜の声が寄せられていた。
第3打席では申告敬遠されていた大谷。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」が「代償を払うことになった」と2打席連続で敬遠しなかったヤンキースのアーロン・ブーン監督の決断に苦言を呈していた場面は、バーランダー氏にとっても強く印象に残ったようだ。