ヤンキース戦「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。2点を追う7回の第4打席で3戦連発となる35号同点2ランを放った。4打数3安打2打点の活躍で、チームは延長戦を制して4-3で勝利。サヨナラ打を放ったステファニックは、勝利後のインタビューで大谷に対する畏敬の念を語っていた。

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　大谷が3戦連発の一撃で劣勢を跳ねのけた。2点を追う7回2死一塁の第4打席だ。キングが投じた外寄り96.9マイル（約155.95キロ）の速球を中堅左へ。フェンスに達した中堅手がジャンプするも、打球は壁の向こう側で跳ねた。打った直後からスタンドインを確信していた大谷は、一塁を回ったところでガッツポーズ。大歓声の中、ベンチで兜をかぶって同僚と喜び合った。

　米ロサンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のヒーローインタビューには、延長10回に代打でサヨナラ打を放ったステファニックが登場。大谷の同点弾について聞かれ「ネビン監督と話していたんだ。彼がどうやってあれをやっているか分からないって」と驚きを口にした。

　前日は7-3とリードした状態からアストロズにまさかの逆転負け。ステファニックは「毎日接戦で、ストレスが溜まる試合だった。勝利することができて本当に素晴らしい気持ちだよ」と喜んだ。プレーオフ進出へ厳しい戦いが続くが「とても大きいよ。このチームは決して諦めない。戦い続けている。勝つためにはこれを続けないといけない」と気合を込めた。