大谷翔平、オリオールズ移籍の可能性を米記者が力説「なぜなら若い才能を持っているからです」
米大リーグのトレード期限が迫る中、米国ではエンゼルスの大谷翔平投手に関する話題も尽きない。今季終了後にフリーエージェントとなる二刀流。エンゼルスがポストシーズン進出に向けて厳しい戦いを強いられている中、米MLB専門局「MLBネットワーク」では米記者が移籍先候補としてオリオールズを挙げ「かなりの訴求力を持っています」と力説。理由も挙げている。
MLBネットワークでモロシ記者が力説
米大リーグのトレード期限が迫る中、米国ではエンゼルスの大谷翔平投手に関する話題も尽きない。今季終了後にフリーエージェントとなる二刀流。エンゼルスがポストシーズン進出に向けて厳しい戦いを強いられている中、米MLB専門局「MLBネットワーク」では米記者が移籍先候補としてオリオールズを挙げ「かなりの訴求力を持っています」と力説。理由も挙げている。
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米MLB専門局「MLBネットワーク」に出演したジョン・モロシ記者は、実際に大谷の移籍先について語った動画を自身のツイッターに投稿。「ショウヘイ・オオタニがオリオールズに? その可能性はいくつかの要因にかかっている――例えばショウヘイのマメなど。これは今日、MLBネットワークで私が伝えたものだ」と文面に記した。
動画内で、モロシ記者は「まだ彼がどこかに行くかも定かではありません。しかし、先週報じたように、エンゼルスは今聴く姿勢になっています」と、かつては大谷を手放さない姿勢だったエンゼルスに変化が見られつつあると指摘。「オリオールズはエンゼルスのトレードパートナーになり得る存在として、かなりの訴求力を持っています」とオリオールズの名前を挙げた。
理由については「なぜならオリオールズは、エンゼルスをそそのかして偉大なオオタニを手放す検討をさせることできるほどの若い才能を、野手でも投手でも持っているからです」と、若く有望な選手を多く抱えているオリオールズのチーム事情を説明。画面にはプロスペクト8人が並べられていた。
エンゼルスは大谷をトレードすれば、見返りに若く有望な選手を複数人獲得できる可能性が高く、チーム再建へ歩みだせるという見方がある。モロシ記者は「オリオールズがオオタニを手に入れることが理にかなうのは、レギュラーシーズン残りの2か月で彼が頻繁に、そして良い内容の投球ができる場合だけです。それが大きな問題です」とも指摘した。
大谷は7月に入って、右手中指の爪が割れたり、豆がつぶれたりして降板している。同記者は「(打者で)34号を打ちましたが、ここ数週間、ピッチングが問題になっています。マメの影響があるからです。ショウヘイがもし、マメの問題が続くようであれば、タイガースのマイケル・ローレンゼンやホワイトソックスの(ルーカス)ジオリトなどに焦点を移すかもしれません。オリオールズが必要としているのはピッチャーですから」と、大谷の指の状態がトレードにも影響すると語った。
(THE ANSWER編集部)