後半戦開幕の本拠地アストロズ戦に「2番・投手」で投打同時出場

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、後半戦開幕の本拠地アストロズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。6回途中7奪三振5安打で8勝目はならなかったが、この試合は力投する大谷の足を引っ張るような拙守が連発した。日本のツイッターでは「エンゼルスの守備」がトレンド入りする事態となり、「大谷がかわいそう」との声が上がっている。

　2-2で迎えた5回。大谷は1死二塁からタッカーに勝ち越し二塁打を浴びた直後、続くアブレイユをサードへの平凡なゴロに打ち取った。しかし、これをレンヒーフォが後逸し、その後のカバーも緩慢。一気にタッカーは本塁に生還した。大谷は珍しく膝に手をついてがっくりした様子を見せた。

　さらに6回、大谷が先頭を四球で出して降板すると、後を受けたウェブも四球を出して無死一、二塁。ここで9番マルドナドはバントをしたが、一塁方向へ緩いフライとなって転がった。二塁走者は躊躇して反応が遅れたが、一塁手ムスタカスは三塁に送球せず。三塁送球ならアウトのタイミングに見えたが、犠打を成功させた。結局、ここから打ち込まれ、このイニングで3点を失った。

　日本のツイッターでは「エンゼルスの守備」がトレンド入り。「エンゼルスの守備ザルすぎて草」「草野球以下」「やる気なさすぎる」「怠慢守備のせいで失点した」「大谷がかわいそう」「野球はやはり守備力」との声が上がっていた。