フェデラー×ワウリンカ、息をのむ“32秒ラリー”にファン喝采 「毎日見てもいい」
テニスのW&Sオープンは17日(日本時間18日)、男子シングルス準々決勝が行われ、4強が出そろった。中でも白熱したのは世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)と元世界3位のスタン・ワウリンカ(同)の一戦だ。フェデラーが6-7、7-6、6-2で逆転勝ちし、2015年以来の4強入りを果たした。第2セットのタイブレーク中には圧巻の32秒間、計25本のラリーの応酬の末に、フェデラーがポイントを挙げた。このシーンをATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。見事なラリーがファンの喝采を浴びている。
フェデラーとワウリンカの一戦での迫力のラリーの応酬が話題
テニスのW&Sオープンは17日(日本時間18日)、男子シングルス準々決勝が行われ、4強が出そろった。中でも白熱したのは世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)と元世界3位のスタン・ワウリンカ(同)の一戦だ。フェデラーが6-7、7-6、6-2で逆転勝ちし、2015年以来の4強入りを果たした。第2セットのタイブレーク中には圧巻の32秒間、計25本のラリーの応酬の末にフェデラーがポイントを挙げた。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。見事なラリーがファンの喝采を浴びている。
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王者の誇りと、復活を期するワウリンカの意地が激突。実に見応えのあるラリーが繰り広げられた。第1セットをタイブレークの末に落としたフェデラー。第2セットも両者譲らず、再びタイブレークに突入。5-4とフェデラーが1ポイントリードした場面だった。
フェデラーのサービスをバックハンドで返すワウリンカ。その後はバックハンドでの両者一歩も譲らないストローク合戦が続く。フェデラーは左右に振るが、ワウリンカも懸命に食らいつく。10、15、20とラリーの本数は増えていく。強打だけでなく、強烈な回転をかけたスライスも交えるなど、多才な攻撃を見せるが、なかなか崩しきれない。
それでも最後はフェデラーの底力が上回った。25本目。フォアで強烈なクロスを打つと、ワウリンカのリターンはネットにかかった。ポイントはフェデラーへ。32秒間の濃密なラリーの応酬に、スタンドからは大きな声援。ガッツポーズで声援に応えるフェデラー。一方のワウリンカは目を閉じ、天を仰いだ。