大谷翔平は「60本打つ」 偉業の鍵は球宴直後のHR量産、米専門局「昨季ジャッジは11試合で10本」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季前半戦だけで32本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王争いを独走。3年連続の選出となったオールスターゲームも終わり、いよいよ14日(日本時間15日)の本拠地アストロズ戦から後半戦に突入する。本塁打以外の打撃部門だけなく、投手としてもどこまで数字を伸ばせるかが期待される二刀流。そんな中、米スポーツ専門局は後半戦に向けて「大谷は60本の本塁打を打つ」と大胆予測。条件の難しさを指摘しつつも「一蹴すべきものではない」と可能性について探っている。
「打者有利ではない地区でプレーしている」との見方も示したが…
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季前半戦だけで32本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王争いを独走。3年連続の選出となったオールスターゲームも終わり、いよいよ14日(日本時間15日)の本拠地アストロズ戦から後半戦に突入する。本塁打以外の打撃部門だけなく、投手としてもどこまで数字を伸ばせるかが期待される二刀流。そんな中、米スポーツ専門局は後半戦に向けて「大谷は60本の本塁打を打つ」と大胆予測。条件の難しさを指摘しつつも「一蹴すべきものではない」と可能性について探っている。
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今季は開幕から打撃好調の大谷。特に6月に入ってからはさらに調子を上げ、1か月で15本塁打という自己最多記録も作って月間MVPまで獲得した。オールスター前の最後のドジャース戦で32号を放ち、2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)には6本差をつけて独走。驚異的なペースで本塁打を量産している。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のマイク・アクシサ記者は、再開を前に「MLB後半戦の5つの大胆な予測:ショウヘイ・オオタニ、ロナルド・アクーニャJr.の歴史の追跡、ビッグネームのトレード、など」と題した予測記事を掲載。「賢者はかつて、野球は予測がつかないものだと言ったが、とりあえずやってみる。ここでは2023年のレギュラーシーズン後半戦に向けた5つの大胆な予測をしていくよ」とした上で、まずはこう切り出した。
「オオタニは60本のホームランを打つ」
記事内で「私の最初の大胆な予測は、オオタニが60本塁打を達成し、アーロン・ジャッジのア・リーグの単独シーズン記録である62本に挑戦することだ。オオタニは、ジャッジほど打者有利じゃないホーム球場でプレーし、敵地の球場もア・リーグ東地区ほど打者有利じゃない地区でプレーしているので、届かないのではないかと思う。それでも、60本塁打は(不可能だと)一蹴すべきものではない」と到達の可能性に言及した。