ヤングなでしこ、敗れた相手を気遣うシーンが「美しい」 決定的瞬間の1枚に海外感動
女子サッカーのU-20ワールドカップ(W杯)フランス大会は17日、準々決勝を行い、日本代表はドイツ代表に3-1で勝利した。2大会連続での4強入りを決めたヤングなでしこ。試合終了直後に敗戦のショックのあまり、起き上がれないドイツ選手を労う、FW児野楓香(日体大)の姿が“美しい”と話題を集めている。W杯公式インスタグラムがその瞬間の画像を公開している。
ドイツに勝利した直後のヤングなでしこFW児野の行動に拍手喝采
女子サッカーのU-20ワールドカップ(W杯)フランス大会は17日、準々決勝を行い、日本代表はドイツ代表に3-1で勝利した。2大会連続での4強入りを決めたヤングなでしこ。試合終了直後に敗戦のショックのあまり、起き上がれないドイツ選手を労う、FW児野楓香(日体大)の姿が“美しい”と話題を集めている。W杯公式インスタグラムがその瞬間の画像を公開している。
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ドイツを相手に3度ゴールを揺らし、頂点まであと2勝に迫ったヤングなでしこ。その強さと同時に称賛を集めているのが、試合直後のあるシーンだった。
敗戦のショックのあまり、ピッチに倒れこんだドイツのソフィア・クラインヘルネに歩み寄ったのはFW児野だった。傍らに座り込むと、何事か声をかけている。うなだれていたクラインヘルネも上半身を起こし、笑みを浮かべている。そして、右手でがっちりと握手。試合が終われば、サッカーを愛する者同士。これぞ美しきスポーツマンシップのあるべき姿だった。
若きなでしこが相手を気遣うシーンに、W杯公式もフォーカス。「これぞ我らの愛するフットボール!」とつづり、握手を交わす瞬間の1枚を公開すると、世界のファンも拍手を送っている。