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トラウト&大谷翔平の“Wトレード”を大胆提言 Aロッド&ジーターが皮肉交じえ議論「理に適う」

今季終了後にフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、オールスター期間中もその去就が話題になっている。メジャー通算3465安打を誇るヤンキースの伝説OBデレク・ジーター氏ら大物3人は、8月1日のトレード期限までにエンゼルスが二刀流のスーパースターを放出すべきか激論を展開している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

去就注目の大谷、伝説OB3人が議論

 今季終了後にフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、オールスター期間中もその去就が話題になっている。メジャー通算3465安打を誇るヤンキースの伝説OBデレク・ジーター氏ら大物3人は、8月1日のトレード期限までにエンゼルスが二刀流のスーパースターを放出すべきか激論を展開している。

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 ホームランダービー当日の米放送局「FOXスポーツ」の放送席でも、投打に歴史的な躍動を続ける大谷の去就は大きなテーマになった。

 今季終了後にFAとなる大谷。トレードについて質問されたジーター氏は「私はどうすべきか分からない。トレードするという理由はわかるが、(トレードの)引き金を引くことは極めて難しい。この男はスポーツ界最大のタレントなんだ。長きに渡る間で、スポーツ界全体で最大の才能だ」と大谷を大絶賛。その一方で、大谷放出時には「(エンゼルスは)間違ってはいけない」と提言。静観の姿勢を示していた。

 一方、レッドソックスの英雄として知られるOBのデビッド・オルティズ氏は、大谷とトラウトのMVPコンビを抱えながら2014年からプレーオフから遠ざかっているエンゼルスのもどかしい現状に注目。「この2人だけでは勝てない。もっと多くの選手が必要だ」と指摘した上で、「(大谷のトレードで)再建すべき」と断言していた。

 オルティズ氏は「2、3年後にチームを約束の場所に導くことができる3~4選手、もしかすると5選手を獲得できる最大のチャンスなんだ」と力説。さらに「誰もがエンゼルスがオオタニと契約しないことを分かっている。なぜなら今季終了後には(総年俸)5億ドルぐらいかかるわけだから。ということは未来に備えるしかないんだ」と、エンゼルスは再建のために大谷トレードで一大補強を敢行すべきと提言している。

 ヤンキースなどで活躍し、メジャー通算696本塁打をマークしているアレックス・ロドリゲス氏は「これをすればエンゼルスは5年でワールドシリーズ王者になれる」と大胆なリバイバルプランをこうぶち上げた。

「第1はオオタニをトレードすること。その後、トラウトをトレードすること。5、6人の選手とドラフト1巡目指名権を大量に積み込みます」

 スター2人のダブルトレード案。これに続いたジーター氏は「ということはまずオオタニをトレードで出して、次はトラウトを出して、チームを売却して、アナハイムから出ていくという順序ですね。これは全て理に適っている」とAロッドの解体プランに同調。冗談と皮肉を交えたコメントをしていた。

(THE ANSWER編集部)


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