スパーズ加入のウェンバンヤマが衝撃のワンプレー

　米プロバスケットボール（NBA）のスパーズから、先月のドラフトで全体1位で指名されたフランス出身の19歳ビクター・ウェンバンヤマが、早速驚きのプレーを見せている。身長223.5センチ、両腕を広げた時のウィングスパンは驚異の8フィート（約243.8センチ）を誇る逸材。9日（日本時間10日）に行われたサマーリーグのトレイルブレイザーズ戦で規格外のプレーを披露すると、動画には「こんなの今までに見たことがない」「この距離とタイミングで触れるのか」「経験積んだらマジ恐ろしいな」など日米のファンから驚きの反応が相次いでいる。

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　3ポイントラインの外側でボールを保持していた相手が、間合いを見計らいながら素早くシュートモーションに入る。目の前でディフェンスに回っていたウェンバンヤマとの距離は少し離れており、タイミング的にブロックは難しいように思われた。だが相手のシュートに合わせて跳び上がったウェンバンヤマは左手を伸ばし、指先でボールに触って軌道を変え、ブロックに見事成功した。

　NBA公式ツイッターは、この動画を「ウェンビー（ウェンバンヤマ）が3ポイントシュートをブロック」との一文とともに投稿すると、米ファンからは驚きの声が相次いだ。

「リーグにこんなことができる男はほとんどいない」
「ショットブロッカーとして、彼はすでに最高の選手の1人だ」
「うわ こんなの今までに見たことがない。正気じゃない」
「NBAの歴史上で他の選手が成し遂げてないことだ。彼に今すぐ王冠を!!!」

　またこの動画には日本のファンも反応しており、ネット上では「この距離とタイミングで触れるのか?」「経験積んだらマジ恐ろしいな」「なんで届くのかよく分かんなくて草」との反応もあった。

　サマーリーグで自身2戦目となったこの日、ウェンバンヤマはチーム最多27得点を挙げるだけでなく、12リバウンド、3ブロックと活躍。規格外の逸材が早くもその実力を発揮している。