浅田真央、惜別の声は世界のスケーターに広がる「マオがスケートの道変えた」
未来の浅田を目指す10代スケーター、取材してきた海外メディアの記者も…
16年カナダ選手権覇者の21歳、アレーヌ・シャルトラン(カナダ)は「マオは私のヒーローの一人! 彼女はいろいろな意味でこのスポーツを前進させた。彼女の演技を見るのはいつも楽しかった! ありがとう、マオ」と記した。
ペアで15年ジュニアグランプリファイナルを制した17歳、エカテリーナ・ボリソワ(ロシア)は「みんな愛してるわ、マオちゃん」とつづった。
さらに、選手にとどまらず、浅田を取材してきた海外メディアの記者も惜別の声を上げている。
元「シカゴ・トリビューン」のスポーツ担当記者、フィリップ・ハーシュ氏は「フィギュアスケート(とスポーツ)が好きな誰もが、今日引退を発表した素晴らしきマオ・アサダを恋しがることだろう」と想いを馳せた。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者は「マオ・アサダの演技を目の当たりにすれば、誰もが1人のファンになるしかありません。何年も我々はそれが全てでした。ありがとう、プリンセス」とねぎらった。
代名詞のトリプルアクセルと表現力で世界を魅了してきた浅田真央。その影響力の大きさを示すように、引退を惜しむ声は世界中で上がっている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer