浅田真央、惜別の声は世界のスケーターに広がる「マオがスケートの道変えた」
女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が10日、自身のブログで現役引退を発表。日本のスケーターらが労いの声を上げる中、国際舞台でしのぎを削ってきた世界のスケーター、さらに未来の浅田を目指す10代の若手選手も惜別のメッセージを送っている。米スケート専門メディア「icenetwork」がツイッター上のコメントをまとめている。
日本のみならず世界の戦友から続々労い「私たちのスポーツを発展させた」
女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が10日、自身のブログで現役引退を発表。日本のスケーターらが労いの声を上げる中、国際舞台でしのぎを削ってきた世界のスケーター、さらに未来の浅田を目指す10代の若手選手も惜別のメッセージを送っている。米スケート専門メディア「icenetwork」がツイッター上のコメントをまとめている。
「マオ・アサダが引退」――。日本の26歳の決断は海を越え、銀盤の上で戦ってきたスケーターたちにも大きな衝撃を与えた。
全米選手権3度Vのアシュリー・ワグナー(アメリカ)は、12年四大陸選手権で2位浅田を下して優勝し、ともに表彰台に上った。「マオちゃん、美しく、輝かしいキャリアを祝福します。あなたの才能が氷上を照らし、スケーティングの道を変えてくれた」とつづった。
欧州選手権覇者で、浅田が優勝した10年世界選手権で銅メダルを獲得したラウラ・レピスト(フィンランド)は「私たちのスポーツを発展させたマオ・アサダに大きな尊敬と感謝を。究極で唯一無二のキャリアにおめでとう、今後の成功を願います!」とエールを送った。
02年ソルトレイク五輪のアイスダンス金メダリスト、グウェンダル・ペーゼラ(フランス)は「偉大なキャリアを祝福します、マオ。試合の重圧から離れ、氷上で我々を楽しませ続けて下さい。また近いうちに一緒に滑れることを祈っています」と投稿した。
また、浅田よりも若い世界のスケーターは、日本の26歳へ憧れの想いを明かした。