畑岡奈紗が全米女子OPで「歴史的ラウンド」 LPGA絶賛、全選手平均8打上回る「66」で首位浮上
ゴルフの海外メジャー・全米女子オープン第3日は8日(日本時間9日)、ペブルビーチゴルフリンクス(6509ヤード、パー72)で行われ、首位と6打差の5位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算7アンダーで単独トップに浮上。時折強い風が吹き、世界の猛者が軒並み苦しむ中で唯一の60台をマークし、LPGAも「歴史的なラウンド」と絶賛した。
全米女子オープン第3日
ゴルフの海外メジャー・全米女子オープン第3日は8日(日本時間9日)、ペブルビーチゴルフリンクス(6509ヤード、パー72)で行われ、首位と6打差の5位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算7アンダーで単独トップに浮上。時折強い風が吹き、世界の猛者が軒並み苦しむ中で唯一の60台をマークし、LPGAも「歴史的なラウンド」と絶賛した。
畑岡が驚きのラウンドでメジャー初制覇に王手をかけた。前半にスコアを2つ伸ばし、後半は4バーディーと猛チャージ。10番で7メートル、13番で6メートルを沈めると、16番パー4はグリーン奥のラフから転がして絶品の12メートルのチップインバーディーを奪った。17番パー3でも4メートルにつけてバーディー。この日ただ一人の60台、しかも「66」という別次元のゴルフを見せた。
LPGA公式ツイッターは「ナサ・ハタオカの第3ラウンド66は、ラウンド平均スコアを8.69ストローク上回った」と驚異的なゴルフを見せたことを紹介。「この歴史的なラウンドによってハタオカはペブルビーチで日曜に行われる全米オープンで歴史的なチャンスを手にした」と称賛し、期待を込めた。
畑岡は2年前の大会で笹生優花(フリー)とのプレーオフに敗れ、惜しくも2位。悲願のメジャー制覇に向け、運命の最終ラウンドに臨む。
(THE ANSWER編集部)