メジャー超新星が衝撃の1イニング3盗塁の金字塔 打者1人の間に「二盗→三盗→本盗」で全米騒然
米大リーグ・レッズの超新星エリー・デラクルーズ内野手が8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦で1イニング3盗塁という衝撃の記録を打ち立てた。打者1人の間に二盗、三盗、本盗と立て続けに成功。敵地を騒然とさせ、全米に驚きが駆け巡った。
21歳の1イニング3盗塁は1920年以降最年少
米大リーグ・レッズの超新星エリー・デラクルーズ内野手が8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦で1イニング3盗塁という衝撃の記録を打ち立てた。打者1人の間に二盗、三盗、本盗と立て続けに成功。敵地を騒然とさせ、全米に驚きが駆け巡った。
レッズの超新星がメジャー史に残る金字塔を打ち立てた。「4番・遊撃」で出場したデラクルーズは5-5で迎えた7回2死三塁、自らのバットでタイムリーを放つと、ここから快足劇場が始まった。続く左打者フレーリーの2球目に二盗を成功。そして、引っ張り警戒で内野陣が一塁側に寄っており、4球目にカバーの緩い三塁を狙って走って悠々成功。さらに三塁手が引き続きベースから離れており、そのまま一気にリードを窺う。
捕手から投手に返球された直後、バッテリー間の隙を突き、なんと本塁へ走った。慌てて投手から捕手に送球されたが、間一髪で間に合わず。ヘッドスライディングでセーフ。なんと打者1人の対戦中に「二盗→三盗→本盗」を完成。しかも、三盗と本盗に至っては球数1球でやってのけたのだから恐れ入る。
6月にメジャーデビューして以来、この試合前まで1か月あまりで打率.325、4本塁打、15打点と打ちまくっていた21歳のデラクルーズ。この日で盗塁数も一気に16に伸ばし、決勝打&1イニング3盗塁という活躍で勝利をもたらした。米スポーツ専門局「ESPN」のツイッターによると、1920年以降の「ライブボール時代」に1イニング3盗塁を達成した史上最年少の選手となったという。
(THE ANSWER編集部)