メジャーで批判殺到「汚いプレーには飽き飽きだ」 一塁手のミットを狙った“乱暴走塁”の瞬間
米大リーグで前代未聞の“守備妨害”が起き、批判が殺到している。内野ゴロだった打者走者が一塁を駆け抜ける際、一塁手の捕球を邪魔するようにミットに手を出した。米ファンからは「出場停止処分を受けるべき」「スポーツマンシップなし」との声が上がっている。
アストロズの打者走者が一塁を駆け抜ける際に…
米大リーグで前代未聞の“守備妨害”が起き、批判が殺到している。内野ゴロだった打者走者が一塁を駆け抜ける際、一塁手の捕球を邪魔するようにミットに手を出した。米ファンからは「出場停止処分を受けるべき」「スポーツマンシップなし」との声が上がっている。
問題となったのは6日(日本時間7日)、アストロズ―マリナーズ戦だった。1-5とリードされたアストロズは9回1死、なんとか塁に出たいところで6番マコーミックが三遊間にゴロを放った。しかし、相手遊撃手J.P.クロフォードが逆シングルで追いつき、一塁へ送球。間一髪でアウトのタイミングだった。ところが、マコーミックは一塁を駆け抜ける際、捕球した一塁手フランスがミットを持った左腕に手を当てるようにして接触した。
走り方としては不自然に見える手の出し方。フランスは驚いたような表情を見せたものの、ボールをこぼさず、アウトとなったためにこの場は収まった。しかし、中継映像にはしっかりとそのシーンが収められており、米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式インスタグラムが「これは乱暴だ」とし、スローモーションの動画を拡散した。
かつてのサイン盗みによるダーティーなイメージを持つファンも少なくなく、投稿には「典型的なアストロズの振る舞い」「出場停止処分を受けるべき」「スポーツマンシップなし」「アストロズファンとして、自分の好きなチームが汚いプレーをするのを見るのは飽き飽きするよ」「庇うのは難しい」「誰もショックは受けないね」と呆れと批判が渦巻いていた。試合はこのままアストロズが敗れた。
(THE ANSWER編集部)