藤浪晋太郎、三冠王をねじ伏せた164kmに完全試合男が驚嘆「ここまで苦しめられるのは…」
米大リーグ・アスレチックスの藤浪晋太郎投手が4日(日本時間5日)の敵地タイガース戦で見せた「3者連続三振」での好救援。2012年の三冠王をも手玉に取った102マイル(約164キロ)の剛速球は衝撃を与えた。アスレチックスで完全試合を達成した経験を持つ元投手も反応。「ミギーがここまで苦しめられるのを見たことがない」とSNSに投稿し、藤浪の球威に驚愕している。
タイガース戦の9回に3者連続三振の好救援
米大リーグ・アスレチックスの藤浪晋太郎投手が4日(日本時間5日)の敵地タイガース戦で見せた「3者連続三振」での好救援。2012年の三冠王をも手玉に取った102マイル(約164キロ)の剛速球は衝撃を与えた。アスレチックスで完全試合を達成した経験を持つ元投手も反応。「ミギーがここまで苦しめられるのを見たことがない」とSNSに投稿し、藤浪の球威に驚愕している。
0-0の緊迫した場面で9回からマウンドに上がった藤浪。まず5番ロジャーズを速球のみ4球で空振り三振を奪うと、6番マッキンストリーも102マイルの速球で連続空振り三振。最後は2012年の三冠王、ミゲル・カブレラから102マイル(約164キロ)の速球で3球三振を奪った。チームが延長10回に決勝点を奪って逃げ切ったため、藤浪に5勝目を手にした。
これには、アスレチックスの2010年に史上19人目となる完全試合を達成しているダラス・ブレイデン氏も驚くばかり。特にカブレラの3球三振は衝撃だったようで「ミギーがファストボール、それもゾーン内でここまで苦しめられるのを見たことがない」とつづった。さらに「ボーダーラインギリギリだった初球を除けば、101(マイル)と102(マイル)のボールが野球史上最も偉大な打者の1人に突き刺さったのだ」と続け、藤浪の球威に注目していた。
(THE ANSWER編集部)