大谷翔平は右手中指のマメで降板

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手4日（日本時間5日）、敵地パドレス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6回途中86球を投げて7安打5失点、5奪三振でチームも5-8で敗れ、4敗目を喫した。この日にエンゼルスは、前日負傷したマイク・トラウト外野手の左手首骨折を発表。試合中にはアンソニー・レンドン内野手が負傷交代し、大谷も右手中指のマメが原因で降板した。負傷者の止まらないエンゼルスに米記者は「大惨事だ」と嘆いている。

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　不運が続いている。前日の同カードで、トラウトがファウルを打った際に苦悶。左有鉤骨骨折だと判明した。この日の試合では4回にレンドンが自打球を左脛に当てて交代。球団公式によると打撲で、「レントゲンでは異常なし」だったという。さらに、大谷もマメの影響で降板し、大差のついた9回には代打を送られた。

　米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者は自身のツイッターでエンゼルスを襲った災難を時系列で整理し、こう記して呆然とした。

「11:45am：エンゼルスはマイク・トラウトが左有鉤骨骨折を負ったと発表。
4:40pm：アンソニー・レンドンが自打球を自身の脚に当てて交代。
5:30pm：ショウヘイ・オオタニがトレーナーとともに降板。なんとまあ」

　米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者も自身のツイッターで「過去24時間は、エンゼルスにとってあらゆる面で完全なる大惨事だ」とため息。すでに負傷者多数のエンゼルスが、さらに厳しい状況に立たされている。