大谷翔平の思わぬ“最下位指標”を米ファンが発見 「なんてジョーク」「公平評価じゃない」の声
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、6月のア・リーグ月間MVPに選出された。27試合で打率.394、15本塁打、29打点の好成績で、2021年7月以来、日本人選手単独最多となる3度目の受賞。本塁打、長打率などリーグトップの数字を複数保っているが、ツイッター上の米ファンは思わぬ“最下位指標”を発見。「なんてジョークだ」「公平に評価していない」などと注目されていた。
ツイッター上で米ファンが発見
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、6月のア・リーグ月間MVPに選出された。27試合で打率.394、15本塁打、29打点の好成績で、2021年7月以来、日本人選手単独最多となる3度目の受賞。本塁打、長打率などリーグトップの数字を複数保っているが、ツイッター上の米ファンは思わぬ“最下位指標”を発見。「なんてジョークだ」「公平に評価していない」などと注目されていた。
大谷はここまで投打ともにトップクラスの成績を残し、特に打撃では6月に15本塁打を放つなど爆発。両リーグ最多の31本塁打を放っており、日本人初のMLB本塁打王も夢ではない。上位ではない成績を見つける方が難しい大谷だが、ツイッター上ではある米ファンが最下位の指標を見つけていた。
それは控えレベルの選手の出場時と比較してどれだけチームの勝利を増やしたかを表すセイバーメトリクスの指標「WAR(Wins Above Replacement)」のうち、守備面の指標であるdWAR(Defensive WAR)。野手を評価する際、指名打者としてしか出場しない選手は守備に就かないため減点評価され、大谷は-0.7と低評価をされている。
この指標は、投手はマイナス評価されない。ただ、大谷は投手としてマウンドに上がりながら、登板日以外で指名打者として出場しているためマイナス評価を受けてしまっている状態だ。
大谷の「dWAR」に注目したある米ファンが「球界の他の全ての投手は、追加のことをしていないからdWARでマイナスを受けることがない。忘れないで。私たちはついにショウヘイ・オオタニが最下位になるものを見つけた」と指摘した。
するとその他の海外ファンからも「もし彼が通常の投手以上に仕事をしていることでマイナスを受けなかったらと想像してみて。 彼は球宴前にWAR8ぐらいいきそうだ」「彼がWARを壊した」「WARはオオタニが二刀流選手であることに罰を与え、何もしていない他の選手に褒美を与えている……なんてジョークだ」「WARはショウヘイ・オオタニの偉大さを公平に評価していない」などとコメントが書き込まれた。
(THE ANSWER編集部)