パドレス戦、8回の打席で左手を痛めたか

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が3日（日本時間4日）の敵地パドレス戦で途中交代。8回の打席でファウルを放った直後に左手を痛めた様子で、苦悶の表情を浮かべていた。

　トラウトは8回無死走者なしの打席で、マルティネスの投球をファウルした後、左手を痛めた様子で顔をしかめた。ネクストバッターズサークルの大谷も心配そうに見つめる中、ネビン監督がトラウトの状態を確認。そのままベンチに下がり、代打モニアックを送られて交代した。

　カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者は「エンゼルスのアスレチックトレーナーとフィル・ネビンがマイク・トラウトを確認するために出てきた。トラウトは交代した。彼らは彼の前腕か手を見ていたようだった」とツイッターで状況を伝えていた。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の試合中継では、実況が「ああ、彼は今手首を指していますね。背中に手をやっていたので大きなスイングに心配しましたが、左の手首を指しているようです」と言及していた。

　エンゼルスはウルシェラ、ネトら主力野手に故障者が続出。緊急トレードでエスコバーらを補強するなど対応していたが、大谷とともにチームを引っ張るトラウトが離脱となれば大きな痛手となる。