陸上ゴール前で妨害の愚行 警備員も間に合わない“犯行の一部始終”に日本ファン非難「身勝手」
2日(日本時間3日)に行われた陸上の最高峰大会、ダイヤモンドリーグ(DL)のレース中に環境活動家が乱入して妨害行為に及んだ。優勝した東京五輪金メダリストも怒り、海外記者も問題視するなど波紋が広がっているが、ツイッター上では乱入者が素早く動いた“犯行の一部始終”が動画で公開されており、日本の陸上ファンも「いい迷惑」「どう責任とるんだ」「持ち物検査しろ」などと呆れた様子で反応していた。
陸上ダイヤモンドリーグ・ストックホルム大会男子400m障害
2日(日本時間3日)に行われた陸上の最高峰大会、ダイヤモンドリーグ(DL)のレース中に環境活動家が乱入して妨害行為に及んだ。優勝した東京五輪金メダリストも怒り、海外記者も問題視するなど波紋が広がっているが、ツイッター上では乱入者が素早く動いた“犯行の一部始終”が動画で公開されており、日本の陸上ファンも「いい迷惑」「どう責任とるんだ」「持ち物検査しろ」などと呆れた様子で反応していた。
事件が起こったのはDL第7戦、ストックホルム大会の男子400メートル障害。世界記録保持者で東京五輪金メダルのカールステン・ワーホルム(ノルウェー)がトップでゴールインしようかとしていた。しかし、ゴールから10メートルほど前に乱入者3人が座り込み、横断幕を掲げた。ワーホルムの順位には影響がなかったが、一部選手は走路を妨害され、順位が変わってしまった。レース後、ワーホルムは地元メディアに怒り心頭のコメントを残した。
シンガポール放送局「チャンネルニュース・アジア」によると、乱入者は「環境活動家」だったとされていたが、スウェーデンの環境活動団体「Aterstall Vatmarker」はツイッターに“犯行の一部始終”を動画で公開した。
トラックのすぐそば、観客席で待ち構えていた3人が、柵を乗り越えて素早く横断幕を広げた。時間にして10秒ちょっとの素早い行動。警備員が止める間もないほどだった。
最高峰の大会だっただけに、ツイッター上の日本ファンも反応。「選手たちがかわいそう」「身勝手だ」「これで何を訴えたいの」「一番の障害がラストに待ってるなんて」「400mのラスト手前の一番キツいとこでこんな妨害とかいい迷惑すぎるわ」「選手生命に関わったらどう責任取るつもりなのだろうか…」など愚行への非難と選手への同情の声が書き込まれていた。
さらに「来年の五輪でやられてもおかしくない」「持ち物検査しないと」「なんで誰も止めないんだ」など今後の“再犯”の心配も見られた。
(THE ANSWER編集部)