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大谷翔平が6月の月間MVP受賞! 衝撃の歴史的1か月に花、球団新15HR&OPS1.444など異次元の30日間

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、6月のア・リーグ月間MVPに選出された。MLB機構が同日、発表した。打者として27試合で打率.394、15本塁打、29打点の好成績で、2021年7月以来2年ぶり、日本人選手単独最多となる3度目の受賞。月間15本塁打は球団新記録であるとともに、2021年の自身や2007年の松井秀喜(ヤンキース)が記録していた13本を上回る日本人最多記録となった。また同日、自身6度目の週間MVPにも選出された。

6月の月間MVPを受賞したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
6月の月間MVPを受賞したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

日本人最多3度目の快挙、イチロー超える6度目の週間MVPも獲得

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、6月のア・リーグ月間MVPに選出された。MLB機構が同日、発表した。打者として27試合で打率.394、15本塁打、29打点の好成績で、2021年7月以来2年ぶり、日本人選手単独最多となる3度目の受賞。月間15本塁打は球団新記録であるとともに、2021年の自身や2007年の松井秀喜(ヤンキース)が記録していた13本を上回る日本人最多記録となった。また同日、自身6度目の週間MVPにも選出された。

 大谷の歴史的1か月に花が添えられた。6月の出塁率は.492、長打率.952、OPS1.444とまさに異次元の数字を叩き出した。現在31本塁打、68打点はリーグトップ。5月を終えて.269だった打率は、6月で.310にまで上昇。現在の打率.306はリーグ4位と、三冠が視野に入るほどの位置につけている。

 投打同時出場した9日(同10日)のマリナーズ戦で17号2ランを含む3安打。ここから20試合で14発と量産した。12日(同13日)の敵地レンジャーズ戦では7回に飛距離140メートルの19号同点ソロを放つと、延長12回には決勝の20号2ラン。負傷離脱中のジャッジ(ヤンキース)を抜いてリーグ本塁打数トップに立った。

 27日(同28日)の本拠地ホワイトソックス戦では投手として7回途中4安打1失点、10奪三振と好投して7勝目を挙げるとともに、打っては初回に27号先制ソロ、降板後の7回にも逆方向へ28号ソロを放ち、登板試合では初の1試合2本塁打を記録した。

 30日(同7月1日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦では右翼席へ自身最長となる493フィート(約150メートル)の超特大30号。日本人では初となる3年連続の大台に乗せたが、飛距離も歴史的な一発だった。米スポーツ専門局「ESPN」のデータ専門公式ツイッター「ESPNスタッツ&インフォ」によると、2015年のスタットキャスト導入以降では球団最長、かつエンゼルスタジアム最長。今季のメジャー全体でもNo.1の衝撃的な飛距離だった。

 6月に15本塁打を放ったのは、ア・リーグでは1961年のロジャー・マリス以来62年ぶり4人目の記録的爆発。足も武器の大谷は11盗塁をマークしているが、7月を前にして「30本塁打、10盗塁」をマークしたのは1998年のサミー・ソーサ以来、史上2人目だった。月間で「15本塁打、4盗塁」を記録するのも、2003年のアレックス・ロドリゲス以来20年ぶりだ。

 大谷は2021年に前半戦だけで33本塁打を放っており、「球宴前に30号到達」を2度達成するのは史上7人目。投手としても6月は5試合に登板。30回1/3を投げて2勝2敗、防御率3.26、37奪三振をマークした。大谷以外は達成者がいない同一シーズンの30本塁打&100奪三振も3年連続で達成するなど、投手の活躍と合わせ歴史的な記録のオンパレードとなった。

 大谷はこの日発表された週間MVPにも選出された。今季2度目、通算ではイチローを抜いて日本選手最多6度目の受賞となった。球団公式SNSなどが月間MVP受賞を伝えると、日本のファンからも「おめでとう!」の祝福が相次ぎ、「誰もが納得当然の素晴らしい成績!!」「満を持して6月ア・リーグMVP」「活躍からして当然だけどやったぁー」など歓喜の声があふれていた。

(THE ANSWER編集部)


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