エンゼルス4連敗に繋がった決勝悪送球 レンドン釈明「手に当たった。感覚が良くなかった」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」で4打数無安打2三振に終わり、1-3で4連敗を喫した。後ろの4番を打つアンソニー・レンドン内野手が4回に先制ソロ。しかし、痛恨のエラーで決勝点を与えた。試合後は「手に当たった。投げる感覚が良くなかった」と釈明した。
先制ソロのレンドン、痛恨エラーで決勝点
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」で4打数無安打2三振に終わり、1-3で4連敗を喫した。後ろの4番を打つアンソニー・レンドン内野手が4回に先制ソロ。しかし、痛恨のエラーで決勝点を与えた。試合後は「手に当たった。投げる感覚が良くなかった」と釈明した。
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貴重な一発を台無しにしてしまった。1-1の6回2死一、三塁。三塁手のレンドンは正面の打球を処理し、一塁へ送球した。しかし、右に逸れる悪送球。なんとか捕球した一塁手は打者走者にタッチにいったが、セーフとなった。記録はレンドンの失策。痛恨の決勝点を与えた。
0-0の4回先頭からマイク・トラウト、大谷が連続で空振り三振に倒れた後に約2か月ぶりの先制2号ソロを放っていたが、帳消しに。カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者は、ツイッターで試合後のレンドンのコメントを紹介。自身の本塁打について「今はただボールをしっかり見ようとしている。2週間離れていたから、ただボールを見て、芯に乗せようとしている」と語ったという。
悪送球について、同記者は「IL(負傷者リスト)入りした原因と同じ手/手首に当たったと話した」と説明。本人は「なかなかのスライスがかかっていて、手にも当たってしまった。向こう(一塁)へ投げる感覚が良くなかった」と弁明したという。
右投げのレンドンは5月15日(同16日)に左手首付近に死球を受け、打撲で10日間の負傷者リスト(IL)に入っていた。2019年オフにエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(当時約266億円)で契約。注目を集めたものの故障が重なり、昨季47試合で打率.229、5本塁打に留まった。今季はトラウト、大谷の後ろで勝負強い打撃を見せる日もあったが、本塁打は5月に1本だけだった。
(THE ANSWER編集部)