八村塁はレイカーズ残留、渡邊雄太はサンズ移籍合意と米報道 「八村は3年73億5777万円で合意」
米プロバスケットボール(NBA)の八村塁が2022-23年シーズン途中に加入したレイカーズに残留することが6月30日(日本時間7月1日)、明らかとなった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の記者など複数の米メディアが報道。さらに同日、ネッツでプレーしていた渡邊雄太もサンズに移籍合意と報じられた。
八村塁はレイカーズ残留へ
米プロバスケットボール(NBA)の八村塁が2022-23年シーズン途中に加入したレイカーズに残留することが6月30日(日本時間7月1日)、明らかとなった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の記者など複数の米メディアが報道。さらに同日、ネッツでプレーしていた渡邊雄太もサンズに移籍合意と報じられた。
ジ・アスレチックのシャムズ・シャラニア記者はツイッターを更新。「制限付きFAのルイ・ハチムラがレイカーズとの再契約に3年5100万ドル(73億5777万円)で合意したと複数の情報源がジ・アスレチックとステイディアムに伝えた」と説明した。
八村は2019年ドラフトで全体9位指名でウィザーズ入り。NBA4年目となった今年1月末にレイカーズへトレードで移籍した。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスなどNBAの超大物選手とともにプレーを続け、日本人として初めてプレーオフ地区決勝進出を果たすなど、激動の1年を送った。平均11.2点、4.5リバウンド、0.9アシスト、3ポイント成功率31.9%だった。
さらに同記者は渡邊についても、「フリーエージェントのユウタ・ワタナベがサンズと契約に合意したと複数の情報源がジ・アスレチックとステイディアムに伝えた」とツイート。さらに別の投稿では、スーパースターのケビン・デュラントと再び同じチームになることなどを説明している。
「デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、そしてブラッドリー・ビールを中心に据え、サンズはワタナベというビッグウィングを補強する。成功率44.4%の3ポイントシューターで、フロントコートの層に厚みを持たせ、デュラントとの再会となる」
ビールは6月24日(同25日)にトレードでウィザーズからサンズへの移籍が決まったばかり。強力な布陣になりそうだ。渡邊はラプターズからネッツに加入した2022-23年シーズンに58試合に出場。1試合平均5.6点、2.4リバウンド、0.8アシストを記録した。磨いてきた3ポイントシュートや、体を張ったディフェンスなどハッスルプレーで本場のファンを沸かせるなど活躍。ポストシーズンにも出場した。
八村は8月開幕の「FIBAバスケットボールワールドカップ 2023」の欠場を発表した一方、渡邊は日本代表として出場することを表明している。
(THE ANSWER編集部)