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ヤ軍ファンの米司会者すら大谷翔平を絶賛「普通じゃない」 渡米時の懐疑的見方は「忘れるな」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、投打二刀流で先発した27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で、打っては本塁打2本、投げては10奪三振と驚異的な活躍を見せた。現役MLB選手やレジェンドなど全米がそのパフォーマンスを手放しで称賛しているが、ヤンキースファンを公言する米名物司会者も「彼は普通じゃない」と現在の活躍に驚きを示している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

リッチ・エイゼン氏がWソックス戦の活躍に脱帽

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、投打二刀流で先発した27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で、打っては本塁打2本、投げては10奪三振と驚異的な活躍を見せた。現役MLB選手やレジェンドなど全米がそのパフォーマンスを手放しで称賛しているが、ヤンキースファンを公言する米名物司会者も「彼は普通じゃない」と現在の活躍に驚きを示している。

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 大谷への賛辞が止まない。エンゼルスが4-2と勝利した27日のホワイトソックス戦で、投手として6回1/3を4安打1失点、10奪三振の好投で今季7勝目を挙げると、打撃でも初回に27号先制ソロ、7回にも左中間席に28号ソロを放つなど3打数3安打2打点の爆発。規格外の活躍を見せた二刀流の話題は、一夜明けた28日(同29日)も話題になっていた。

 米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」でホストを務めるリッチ・エイゼン氏は、ヤンキースファンとして知られる名物司会者。番組内で同氏は、「ショウヘイ・オオタニが現在やっていることは普通じゃない。彼は普通じゃないんだ」と語り始めると、「昨晩、彼は1963年のペドロ・ラモス以来、2本塁打10奪三振をマークしたア・リーグ初の選手になった。最後にそんな選手を見たのは60年前ということだ」「これは馬鹿げたことですよ。オオタニがやっていることを、我々がどのように理解すればいいのか私には分からない」と続けた。

 さらにエイゼン氏は、2017年オフに大谷のMLB挑戦が決まった当時のことを振り返り、「彼が初めて渡米してきた時に、みんな彼ら(エンゼルス)がいつか二刀流を止めさせるか、どちらかが極めて優れているためにそちらに集中させると思っていた事を忘れるな」と、当初は誰もが二刀流に懐疑的だったことを指摘している。

 そして大谷が、そんな周囲の視線に怯むことなく「そこから彼はより力強く、より優れた選手になっているんだ」と着実に成長してきたことを認めたエイゼン氏。「本塁打を打った後にベンチに戻り、その後に複数人から三振を奪い、ベンチに戻ってゲータレードを飲んで、また打席に立って本塁打を打ってしまう。こんなの馬鹿げているだろ。現在起きていることが普通じゃないと何度言えばいいんだろうか」と信じられないといった様子で賛辞を並べた。

(THE ANSWER編集部)


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