「彼はチヤホヤされることに興味ない」 6年前の大谷翔平に直撃した米誌編集長「魅力的な男だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、異国においても二刀流としての地位を確立。MLB屈指のスター選手に成長した。渡米前、札幌ドームで大谷にインタビューした米誌の編集長は、「彼が持つ極めて魅力的な混合性が印象に残っている」と当時を回顧。「彼はチヤホヤされることには興味がないんだ」と人間性に心打たれていた。
2017年の番組を手掛けた米誌編集長が回顧
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、異国においても二刀流としての地位を確立。MLB屈指のスター選手に成長した。渡米前、札幌ドームで大谷にインタビューした米誌の編集長は、「彼が持つ極めて魅力的な混合性が印象に残っている」と当時を回顧。「彼はチヤホヤされることには興味がないんだ」と人間性に心打たれていた。
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2018年、エンゼルスに入団した大谷。二刀流への懐疑的な見方や故障などの障壁を乗り越え、2021年にア・リーグMVPを獲得。今季も投打ともにトップクラスの成績を残しており、今やメジャーの顔といえる選手に成長した。
そんな大谷がまだ日本ハムに所属していた2017年6月、米放送局「CBS」のドキュメンタリー番組「60ミニッツ」で大谷に迫った内容が放送された。手掛けたのは現在、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の編集長を務めるジョン・ベルトハイム氏。それから6年が経過し、ベルトハイム氏は米ストリーミングサービス「ピーコック」の番組「ダン・パトリックショー」に出演した。
当時の大谷の印象を振り返った同氏は「彼が持つ極めて魅力的な混合性が印象に残っている」と思い返し、こう続けた。
「彼はもの凄い自信を持っている。代理人や監督に自分のやりたいことを譲らなかった。二刀流でプレーすると決めていた。それと同時に本当に謙虚でもあるんだ。彼と親しい人たちは、みんな彼のことを理解していないと言うんだ。彼は野球と家族を愛しており、シンプルな人間なんだと。彼はチヤホヤされることには興味がないんだ」
ベルトハイム氏は記憶に残っているシーンとして「全てが野球のため。彼は札幌で一番好きなレストランの名前さえ思い出すのに苦労していた。でもクレイトン・カーショーの名前が会話で出てきたら目が輝いたんだ。彼は魅力的な男だよ」と回顧。「番組は2017年だったと思うけど、座って長い時間インタビューを受ける姿をそれから何度見た? 彼は球場に行って野球をするのが好きなんだ」と貴重なインタビューを通じて大谷の人間性に魅了された様子だった。
(THE ANSWER編集部)