また「MLB史上唯一」の記録樹立 大谷翔平、伝説ウィリー・メイズ超えたデータを米専門家が紹介
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地ホワイトソックス戦で今季5本目の三塁打を放ち、ブルージェイズのキーアマイヤーに並びア・リーグの“三塁打王”に浮上した。両リーグ通じても最多タイ。この1本で、大谷は今度は伝説の「コンプリート・プレーヤー」ウィリー・メイズを超える記録を樹立。米データ専門家が紹介した。
今季5本目の三塁打は両リーグ最多タイ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地ホワイトソックス戦で今季5本目の三塁打を放ち、ブルージェイズのキーアマイヤーに並びア・リーグの“三塁打王”に浮上した。両リーグ通じても最多タイ。この1本で、大谷は今度は伝説の「コンプリート・プレーヤー」ウィリー・メイズを超える記録を樹立。米データ専門家が紹介した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
前日に102球を投げ、2本塁打を放っていた大谷。この日も3安打とバットが火を噴いた。0-2で追いかける初回1死走者なしの第1打席では右翼線へ運ぶと、右翼手がもたつく間に激走して余裕で三塁へ到達。直後にトラウトも三塁打を放ち、大谷は生還した。
米スポーツメディア「オプタスタッツ」のデータ専門家グレッグ・ハービー氏は自身のツイッターで大谷に注目。「ショウヘイ・オオタニはウィリー・メイズ(1954年)以来では、シーズン最初の80試合で5三塁打以上、28本塁打以上を記録した初の選手になった。その間に複数試合登板したMLB史上唯一の選手となった」と記録を紹介した。大谷にとってこの日の試合が今季出場80試合目だった。
ウィリー・メイズ氏は現役時代にジャイアンツなどで外野手として活躍。通算3283安打、660本塁打、338盗塁でシーズンMVP2度、首位打者1度、本塁打王4度、盗塁王4度を受賞しただけでなく、ゴールドグラブ賞も12度するなど走攻守を兼ね備えた「コンプリート・プレーヤー(全てを備えた選手)」として有名だ。大谷は、そんな全てを兼ね備えた選手すら作れなかった記録を作ってしまった。
(THE ANSWER編集部)