大谷翔平の27号ソロ直後に生まれた珍シーンが話題

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打二刀流出場。1回の第1打席で、2試合連続となる今季27号ソロを放った。生還後、ベンチでは恒例の兜を被らず、投球に備えてベンチ裏へ。水原一平通訳が“代役”で兜を持つ珍シーンがあったが、この様子をエンゼルス公式SNSが紹介すると、米ファンの間でも大きな反響を呼んでいる。

　完璧な一撃だった。1回1死走者なしで迎えた大谷の第1打席、ホワイトソックスの先発コーベックの4球目をフルスイングした一撃は快音を残して右翼席に飛び込む。飛距離418フィート（約127.4メートル）、打球速度110.8マイル（約178.3キロ）の豪快な2試合連続弾となった。

　歓声を浴びながら大谷がベンチへ戻った後、珍しいシーンが生まれた。普段であれば、本塁打を放った選手が祝福の兜を被るが、大谷は用意されていた兜を被らず、味方の祝福に応じた後にベンチ裏へ。すると、水原通訳がその“代役”として兜を被らされ、ブルペンへの“侍切り”のパフォーマンスも水原通訳が行った。

　この一連の様子をとらえた3枚の画像を、エンゼルス公式ツイッターが「これは、ツイッター史上我々が一番好きな投稿だ」とつづって投稿。チームの一員として兜を被った水原通訳の姿に、米ファンも反応した。

「イッペイ可愛すぎ」
「こんなコンテンツ待ってました」
「彼は相応しいわ」
「最高だ！」
「また見たい」
「真のMVPだ」

　水原通訳の微笑ましい姿に、ツイッター上で反響が相次いでいる。