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自分なら大谷翔平は「昨オフ放出していた」 元アストロズ監督が熱弁、エ軍は「感情捨てないと」

米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手は早くも去就が米メディアで取り沙汰されている。MLB専門局でアナリストを務める元アストロズ監督は、仮に自身がエンゼルスの意思決定者だったならば「昨オフにトレードしていた」と断言。重要な決定をする際には「全ての感情を捨てなければならない」と非情になる必要を説いた。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

元アストロズ監督がMLB専門局で熱弁

 米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手は早くも去就が米メディアで取り沙汰されている。MLB専門局でアナリストを務める元アストロズ監督は、仮に自身がエンゼルスの意思決定者だったならば「昨オフにトレードしていた」と断言。重要な決定をする際には「全ての感情を捨てなければならない」と非情になる必要を説いた。

 米MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」に出演し、熱弁を振るったのはボー・ポーター氏。2013年から2014年途中までアストロズの監督を務め、現在は同局でアナリストを務めている。司会者から「あなたがエンゼルスを取り仕切っていれば、ショウヘイ・オオタニはもう出ていってしまっているんでしょう?」と問われると、「昨オフに彼をトレードしていました」と即答し、こう続けた。

「この議題に取り組むにあたって、真っ先にやるべきことは、(元アストロズGMの)ジェフ・ルーノウから学んだことですが、全ての感情を捨てなければならない、ということです。この世界でそれをするのは難しいことです。感情を取り除き、野球と関係ないことは全て切り離さなければなりません」

 ポーター氏が監督に就任したのはアストロズの再建期真っ只中。初年度の13年は51勝111敗と大きく負け越し、2年目も59勝79敗と借金を抱えた状態でシーズン途中に解任された。下位低迷が続く中で得たドラフト上位指名権で、アストロズは後の主力選手を続々と獲得。黄金期に繋げた。

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