大谷翔平26号、打った相手も方角も“デジャブ弾”だと注目 比較の米記者「君も思い出すかも」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4回の第2打席で同点の26号ソロを放った。3打数1安打1打点、1四球でチームは2-1のサヨナラ勝ち。飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大弾が衝撃を与えたが、2年前に打った一発と似ていると米メディアが注目。「シーズと対戦するのを本当に楽しんでいる」などと報じていた。
敵地ホワイトソックス戦で26号
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4回の第2打席で同点の26号ソロを放った。3打数1安打1打点、1四球でチームは2-1のサヨナラ勝ち。飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大弾が衝撃を与えたが、2年前に打った一発と似ていると米メディアが注目。「シースと対戦するのを本当に楽しんでいる」などと報じていた。
確かに似ている。0-1で迎えた4回1死走者なし。大谷が相手先発シースの変化球をかっ飛ばした。内角低めへの変化球をすくい上げ、打球は右翼席へ。大歓声の中、26号ソロを大谷は悠々と見つめた。打たれたシースも被弾を確信したかのようなリアクション。大谷はベンチで兜を被って祝福された。
この一発が、2年前に衝撃を与えた本塁打と似ていると米記者たちもツイッター上で反応した。カリフォルニア地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は「あなたは2021年にディラン・シースから放ったこのホームランを思い出すかもしれない。これはオオタニがメジャーで初めて投打同時出場した試合だった。1回表に101マイルの球を投げた後、1回裏に彼はこれをした。これは何かの始まりだった」と伝えた。
2021年4月4日、大谷がメジャーで初めて投打同時出場した試合。同じくシーズから飛距離451フィート(約137.5メートル)、打球速度115.2マイル(約185.4キロ)の強烈な一発を放っていたが、MLB公式のブレント・マグワイア記者も「ショウヘイ・オオタニはエンゼル・スタジアムでディラン・シースと対戦するのを本当に楽しんでいるようだ」と2つの動画を比較しながら伝えた。
“デジャブ”にも感じられた一発で大谷は年間52発ペースを維持。初回にはリーグ2位のロバートJr.が22号ソロを放ったばかりだったが、目の前で打ち返した。
(THE ANSWER編集部)