引退の浅田真央、五輪金メダルならず 3回転半で駆け抜けたフィギュア人生
女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が10日、現役引退を発表した。この日、自身のブログを更新し、「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」と表明した。
10年バンクーバー五輪銀、14年ソチ五輪6位入賞
女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が10日、現役引退を発表した。この日、自身のブログを更新し、「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」と表明した。
浅田は1990年9月25日、愛知県生まれ。トリプルアクセルを武器に05年のグランプリファイナル優勝。世界のトップスケーターとなったが、06年のトリノ五輪は年齢制限に87日足りず、出場資格を得られなかった。
初出場となった10年バンクーバー五輪はショートプログラム(SP)で出遅れが響き、銀メダル。キム・ヨナ(韓国)が金メダルを獲得した。
14年のソチ五輪は6位入賞だった。同年に日本で行われた世界選手権で3度目の優勝を達成。その後、1年間の休養を経て現役に復帰していた。
全力で駆け抜けたフィギュア人生は五輪金メダルに届かなったが、多くのファンを魅了した浅田真央の功績は褪せることはない。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images