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「我々にも大谷翔平がいるのか?」 大敗ヤンキースに突如出現した“二刀流”にNYファン歓喜

米大リーグ・ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地でマリナーズに2-10で敗れた。大量リードを許した9回にはアイザイア・カイナーファレファ内野手が登板。三振を奪うなど10球で三者凡退に抑えると、その裏には4号2ランを放って完封負けを阻止した。米メディアが動画を公開すると、米ファンから「我々にもショウヘイ・オオタニがいるのか?」と歓喜の声が上げられている。

9回に登板したヤンキースのアイザイア・カイナーファレファ【写真:ロイター】
9回に登板したヤンキースのアイザイア・カイナーファレファ【写真:ロイター】

カイナーファレファが野手登板

 米大リーグ・ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地でマリナーズに2-10で敗れた。大量リードを許した9回にはアイザイア・カイナーファレファ内野手が登板。三振を奪うなど10球で三者凡退に抑えると、その裏には4号2ランを放って完封負けを阻止した。米メディアが動画を公開すると、米ファンから「我々にもショウヘイ・オオタニがいるのか?」と歓喜の声が上げられている。

 0-10の9回から野手登板したカイナーファレファ。先頭のラリーを中飛に打ち取ると、2人目スアレスから空振りの奪三振。3人目のフォードをポップフライでピシャリと抑えた。9回裏には1死一塁でフレクセンの初球を左翼席まで運ぶ今季4号2ラン。これには米実況席からも「投手が本塁打を放った!」「オオタニと交信した。打てる投手です」と二刀流を引き合いに出していた。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは「ショウヘイ・オオタニ、アイザイア・カイナーファレファに遭う。IKF(カイナーファレファの愛称)が2ランで完封負を阻止」と記して実際の動画を公開。米ファンからは「我々にもショウヘイ・オオタニがいるのか?」「何だと?」「彼はヤンキース最高の投手だ」「IKFがMVPだ」「ジャッジも、自分もこれができればと思ってるだろうね」とコメントが寄せられていた。

 カイナーファレファは日本人の祖母を持つハワイ出身の28歳。2013年にドラフト4巡目でレンジャーズから指名され入団。2018年にメジャーデビューし、2020年に三塁手としてゴールドグラブ賞を受賞した。昨季ヤンキースに移籍。この日大敗したチームを投打で盛り立てた。

(THE ANSWER編集部)

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