ドジャース戦に「2番・投手兼DH」で二刀流出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地ドジャース戦に「2番・投手」で出場。7回1失点12奪三振の快投を見せたものの、打線は自身の3打数無安打を含め2試合連続無得点に終わり、0-2で連敗した。MLB通算300発以上の強打者フリーマンの一発とブルペンデーとなった投手陣の踏ん張りで二刀流を完封したドジャースファンによる獲得待望論が増幅。「オオタニを我々に渡す必要がある」といった声がSNS上に噴出している。

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　今季15回目の先発マウンドに上がった大谷の夢を打ち砕いた。立ち上がりから好調で、3回までに6奪三振の二刀流に対し、ドジャースは4回にフリーマンがカットボールをとらえて、センターオーバーの14号ソロ。その後は大谷を打ち崩せずに7回までに12奪三振と抑え込まれたが、ブルペンデーとなった投手陣も打者・大谷を封じ込め、今回の“フリーウェイシリーズ”2連戦で1本のヒットも許さなかった。

　MLB公式インスタグラムは「ドジャースが2試合連続完封勝利でフリーウェイ・シリーズをスウィープ」と記し、喜びを示したフリーマンの写真を投稿。「ドジャースファンとして言うが、エンゼルスは正しいことをしてオオタニを我々に渡す必要があるぞ」「今すぐ、我々にオオタニを渡すんだ」「オオタニはドジャースの選手だ」など、ドジャースファンのものと思われるコメントが寄せられた。

　またドジャース公式インスタグラムにも「オオタニはたぶん『おぉ、これが来年の俺のチームか』」「オオタニを連れてきてくれ」「オオタニは未来のドジャースだ」といった大谷獲得を熱望する声が。来年フリーエージェント（FA）となる大谷の新天地の有力候補の一つと言われるだけに、ドジャースファンの勢いも増した格好だ。